幼少期の愛情不足が原因?人間関係が長続きしない人の特徴とは[精神科医監修] (1/3)
人間関係がうまく続かない原因を探っていくと、幼少期の家庭環境や親との関係に行き着くことが少なくありません。
子ども時代に十分な愛情を受けられなかった経験が、大人になってからの人間関係のパターンに影響を与えることが分かっています。神谷町カリスメンタルクリニック院長・松澤 美愛先生監修のもと見ていきましょう。
人間関係が長続きしない人に多い特徴とは
人間関係が長続きしない人には、いくつかの共通したパターンが見られることがあります。
親密さを感じると距離を置きたくなる
誰かと仲良くなりかけると、急に相手のことが煩わしくなる。関係が深まるほど、逃げ出したい衝動に駆られるなど。
これは「親密さへの恐れ」と呼ばれる心理パターンです。
幼少期に親との間で安定した愛着を形成できなかった人は、「近づきすぎると傷つけられる」「期待すると裏切られる」という無意識の信念を持っていることがあります。
相手に過度に依存する、または依存させようとする
出会ってすぐに相手を理想化し、「この人こそ自分を救ってくれる」と感じる。相手がいないと不安で仕方がない。常に一緒にいたい。
幼少期に愛情が不安定だった人は、大人になってから「今度こそ満たされたい」という強い欲求を持つことがあります。
逆に、相手を自分に依存させようとするパターンもあります。「自分がいなければこの人はダメになる」という関係を作ることで、自分の存在価値を確認しようとするのです。

些細なことで関係を断ち切ってしまう
相手のちょっとした言動に傷つき、「もうこの人とは無理だ」と感じて関係を終わらせる。一度でも期待を裏切られると、許すことができない。こうした「白黒思考」や「ゼロか100か」の傾向も、人間関係を長続きさせにくくする要因です。
これは、幼少期に「条件付きの愛情」を経験した人に多く見られます。
「良い子でいれば愛される、そうでなければ愛されない」という環境で育つと、人間関係を「完全な味方か、完全な敵か」という極端な視点で捉えやすくなります。










