幼少期の愛情不足が原因?人間関係が長続きしない人の特徴とは[精神科医監修] (3/3)
人間関係を長続きさせる3つのポイント
人間関係が続かないと悩んだとき、どのように対処していけばよいのでしょうか。いくつかポイントがあります。
1. 自分のパターンを知り、「また来た」と気づけるようにする
まず大切なのは、自分がどのようなパターンで人間関係を終わらせているのかを認識することです。
「仲良くなりかけると距離を置きたくなる」「些細なことで相手を切り捨ててしまう」「自分から連絡を取らないまま疎遠になる」など。そのパターンに気づくことができれば、「本当にこの関係を終わらせたいのか」と一度立ち止まることができます。
終わってしまった関係に共通点はないか、いつも同じような場面で関係が壊れていないか、書き出してみると発見があるかもしれません。
2. 「完璧な関係」を求めることをやめる
「本当にわかり合える人としか付き合いたくない」「少しでも合わないと感じたら無理」などは、人間関係の可能性を狭めてしまいます。
「この人のここが嫌だ」と感じたとき、すぐに関係を終わらせる判断をするのではなく、「それでもこの関係を続ける価値はあるか」「相手の良いところも含めてトータルで考えるとどうか」と考えてみてください。
3. 人間関係を維持する「小さな行動」を積み重ねる
人間関係を維持するには、日常的な小さな行動の積み重ねが必要です。
- 自分から「元気?」と連絡を入れてみる
- 相手の話に興味を持って質問をする
- 感謝や喜びを言葉にして伝える
- 約束を守る、時間を守る、できるだけ早めに返信する
こうした小さな行動の一つひとつが、「あなたを大切に思っています」というメッセージになります。

自分から連絡を取ることが苦手な人は、「月に1回は自分から連絡を入れる」など、具体的なルールを決めておくと実行しやすくなります。SNSの「いいね」やコメントなど、ハードルの低いコミュニケーションから始めるのも一つの方法です。
監修者プロフィール
神谷町カリスメンタルクリニック院長
松澤 美愛先生
東京都出身。慶應義塾大学病院初期研修後、同病院精神・神経科に入局。精神科専門病院での外来・入院や救急、総合病院での外来やリエゾンなどを担当。国立病院、クリニック、障害者施設、企業なども含め形態も地域も様々なところで幅広く研修を積む。2024年東京都港区虎ノ門に「神谷町カリスメンタルクリニック」を開業、院長。精神保健指定医/日本精神神経学会/日本ポジティブサイコロジー医学会
URL https://charis-mental.com/
InstagramURL https://www.instagram.com/charismentalclinic
<Text:外薗 拓 Edit:編集部>









