2020年8月14日

立ったままでOK。疲労回復におすすめの大胸筋ストレッチを、カラダファクトリーの整体師が解説

 フィットネスやランニングに取り組む人なら、ボディケアの重要性は理解しているはず。そんなトレーニーたちが知りたいことをピックアップし、専門家に聞いてみる本企画。

 今回は「立ったままできる、疲れをとるストレッチポーズ」を、骨盤調整で有名なカラダファクトリーを運営する、株式会社ファクトリージャパングループ技術総責任者であり整体師の大貫隆博さんが解説します。

Q.電車の立ち時間でできる、疲れ解消ストレッチを教えてください。できれば電車内やオフィスでやっても違和感のないポーズだとうれしいです。

A.胸の筋肉を伸ばして疲れを癒すストレッチを紹介します。

「大胸筋(胸の筋肉)を伸ばして静止させると、筋肉から神経を介して脳にシグナルが送られ、体調を管理している自律神経によい影響を与えます。ここでは電車での移動中、壁や手すりを利用して“大胸筋”を刺激するストレッチを解説します」(大貫さん)

1.立ち姿勢のまま、壁に手のひらを当てるか、手すりを掴みます。
2.肘は肩より上の位置をキープして、胸を開きます。

「筋肉をギュッと伸ばしきるイメージで、強めの刺激を与えましょう。体が活動モードに切り替わり、心身がリフレッシュされ、その後も快調に仕事に打ちこめるはずですよ」(大貫さん)

[プロフィール]
大貫隆博(おおぬき・たかひろ)
整体師、パーソナルトレーナー、ボディデザイナー。整体サロンやフィジカル・ヘルスケア系施設を国内外に300店舗以上運営する(株)ファクトリージャパングループ技術総責任者。技術総責任者として、技術開発から指導などを行うだけでなく、日本最大のファッションショーでは、ステージ前にトップモデルのプロポーションを美しく整える施術を行うなど幅広く活躍。また、女性誌で日常のダイエットやストレッチ指導・監修を行うなど、女性の美しいボディラインづくりに造詣が深い。顧客にモデルやタレントが多く、オススメの施術家として、多数の女性誌にも出演。

記事協力
・株式会社ファクトリージャパングループ
・公式サイト https://karada39.com/

<Text:編集部/Photo:カラダファクトリー提供>