2022年11月2日
ランニングと同じくらいのカロリー消費にも!「速歩き」のススメ
健康志向の高まりとともに、手軽な運動として注目を集めるウォーキング。しかし、正しいウォーキングができている人は意外と少ないかもしれません。
フィットネスクラブ「ティップネス」によれば、オススメは「速歩き」。一般的な歩行は時速4キロ程度とされていますが、運動として最適なのは時速5~7キロなのだそうです。
速歩きがおすすめな理由
同社によれば、時速5~7キロで速歩きをすることにより、ゆっくりとしたランニングと同等のカロリー消費が見込めるうえ、カラダへの負担が少ないそう。さらに「歩行の速さが将来の健康状態や余命年数に影響を与える」というデータも出ているといいます。
速く歩くためには歩幅を広げることと、脚の回転数を上げることが必要です。同社によれば、ポイントは以下の通り。
- 大股で歩く
- ブレずに歩く
- しっかり腕を振って歩く
- 柔らかく歩く
速歩きをするための筋力とバランス力、柔軟性を高めよう
速歩きを行うために大切な、下半身・体幹の筋力、バランス力、柔軟性。それらのトレーニングとして同社がおすすめするのが「ニーリフト」です。
「ニーリフト」のやり方
1.腰幅で立ち、片ひざを正面に上げます。そのとき足首はだらんとせず、つま先を天井に向けるようにします。
2.上げた太ももの下で手拍子します。
3.左右交互に10回程度、3セット行います。
ニーリフトの他にも、片脚でバランスを取りながらおこなうエクササイズや、胸を開き腕を振りながら前後移動を行うエクササイズもオススメだそうです。ぜひ、試してみてくださいね。
※参考文献
(独)国立健康・栄養研究所[2012] 改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』
<Text:辻村>