東日本大震災の被災地、宮城県沿岸部を走る『仙女ウルトラマラニック』が初開催へ!
2018年3月21日(水・祝)、宮城県で初めて『仙女ウルトラマラニック』が開催されます。コースは東日本大震災で被害を受けた沿岸部をメインとしており、今回は第0大会として試験的な実施。なお、大会にはお笑い芸人・タレントのにしおかすみこさん、また宮城県出身のスポーツライター/ランニングコーチで、MELOSでも執筆している三河賢文さんが参加されます。
▲自然あふれる沿岸部を走る
仙女ウルトラマラニックの開催概要
同大会は公式ページにてエントリーが開始されており、受付は3月1日(木)まで。80km部門と40km部門が設けられ、それぞれ20名の定員となっているようです。なお、80km部門は仙台市内にある榴岡公園をスタート地点とし、女川町まで沿岸部(七ヶ浜・松島・石巻など)を経由。40km部門は松島海岸駅から合流する形で走ります。
▲松島海岸駅
制限時間は80km部門が10時間半、40km部門が6時間。さらに80km部門については、30分もしくは1時間のアーリースタートが可能です。途中にいくつかチェックポイントが設けられ、そちらでは写真をメール送付して通過を知らせる仕組み。また、コース上には2箇所、軽食やドリンクの提供されるエイドステーションも設けられています。
ゴールは女川駅すぐにあり、各種イベントや会議、コワーキングスペース等としても利用可能な『女川フューチャーセンターCamass』。女川駅には温泉施設『ゆぽっぽ』が併設されており、こちらの入浴チケットは参加者に配布されるようです。さらに夕食では、世界三大漁場の誇る新鮮な海の幸を楽しめるとのこと。走ることのみならず、コースを囲む自然環境、そして食までを堪能できるランニングイベントとなっています。
▲女川駅直結の温泉施設『ゆぽっぽ』
▲美しい海岸沿い。走りながら癒される
▲新鮮な魚介類も味わいたい
東日本大震災以後、被災地の現状を目にすることは、おそらくあまりないでしょう。特に東北外に住んでいる方にとっては、テレビなどでの映像から得る情報が全てと言っても過言ではありません。しかし同イベントはただ走ることを楽しむだけでなく、走りながら、その現状を知る事が可能です。ご興味のある方は、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。MELOSでは大会開催後、出走レポートの掲載も予定しております。
▲地震大国・日本。のちの世代に伝えたい
[大会概要]
・大会名:仙女ウルトラマラニック
・開催日:2018年3月21日(水・祝)
※希望者は3月22日に『女川のまちづくりを学ぶツアー』を実施
・エントリー期間:〜3月1日(木)23:59まで
・スタート時間:80km部門/午前8:30、40km部門/午後1:00
※80km部門のみ希望者は事前申告によって7:30もしくは8:00のアーリースタートが可能
・制限時間:80km部門/10時間半、40km部門/6時間
・スタート地点:80km部門/榴岡公園(JR仙石線『榴ヶ岡駅』すぐ)、40km部門/松島海岸駅
・ゴール地点:女川フューチャーセンターCamass
・主催:特定非営利活動法人アスヘノキボウ
・公式サイト:https://www.semnyo-marathon.info/
<Text & Photo:編集部>