2020年2月6日

速報:NIKE、新型厚底シューズ「アルファフライ ネクスト%」発表。NIKEの代名詞「ズームエア」を前足部に搭載

 NIKE(ナイキ)は2月6日未明、新型ランニングジューズ「ナイキ エアズーム アルファフライ ネクスト%(Nike Air Zoom Alphafly NEXT%)」(以下、アルファフライ ネクスト%)を発表しました。NIKEのアメリカ版公式サイトによると、2月29日にリリースされるようです(日本国内は未発表)。

▲NIKEのアメリカ版公式サイトでは、2月29日リリースを予告しています

 「アルファフライ ネクスト%」は、現在マラソン界を席巻し、大きな注目を集めている“厚底シューズ”の新世代モデル。MGCや箱根駅伝で好成績を残したランナーたちがこぞって履いていた、前モデル「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」からどのように進化したのでしょうか。まずは、今回発表されたグローバル版のプレスリリースで明らかになった内容を速報としてお届けします。

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今回登場した「ナイキ エアズーム アルファフライ ネクスト%」は、MGCや箱根駅伝で多くの選手が履いていた「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」と比べて、一目でわかる大きな違いが、前足部にビジブルの「ナイキ ズームエア ポッド(Nike Zoom Air Pods)」を2つ搭載している点でしょう。

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前足部に搭載された2つの「ナイキ ズームエア ポッド(Nike Zoom Air Pods)」

 クッション性やエネルギーリターンの向上を目的に、NIKEを代表するテクノロジーでもある「ズームエア」を、ここにきて搭載してきました。前足部に、「ズームエア」が2つあり、「ナイキ ズームエア ポッド(Nike Zoom Air Pods)」という名称が付けられています。

進化した「カーボンファイバープレート」

 「ヴェイパーフライ ネクスト%」と同様に、ZoomXフォームやカーボンファイバープレートを搭載していますが、その前モデルからよりアップデートされたものになっているとのこと。なお、カーボンファイバープレートは、1枚のみ。ソールの厚さは40mm以下で、オフセットはヴェイパーフライ NEXT%から変わらず8mmとなっています。

アッパーに搭載された「アトムニット(Atomknit)」

 アッパーには、非常に優れた通気性を持つアトムニットを新採用しています。ちなみに、ヴェイパーフライ ネクスト%のアッパーには、ヴェイパーウィーブという素材が使用されています。

▲陸上アメリカ代表チームのユニフォームもあわせて発表されていますが、写真左の選手が履いているシューズは「アルファフライ ネクスト%」の別カラーのようです

 NIKEは、「アルファフライ ネクスト%」について、「アスリートに大きな恩恵をもたらすように設計されたフットウェアイノベーションシステムである」と紹介しています。なお、「アルファフライ ネクスト%」のほかにも、長距離用シューズの「ナイキ エアズーム テンポ ネクスト%(Nike Air Zoom Tempo NEXT%)」と「ナイキ エアズーム テンポ ネクスト% フライイーズ(Nike Air Zoom Tempo NEXT% FlyEase)」、短距離用スパイクの「ナイキ エアズーム ヴェイパーフライ(Nike Air Zoom Viperfly)」、中距離用スパイクの「ナイキ エアズーム ヴィクトリー(Nike Air Zoom Victory)」もあわせて発表されています。

▲ナイキ エアズーム テンポ ネクスト%

▲ナイキ エアズーム テンポ ネクスト% フライイーズ

▲ナイキ エアズーム ヴェイパーフライ

▲ナイキ エアズーム ヴィクトリー

 しかしながら、今回発表されたプレスリリースでは、「アルファフライ ネクスト%」についてこれ以上のシューズの詳細、価格などについて言及されていません。また日本国内向けの情報についても現時点で発表なし。続報が出次第、随時お伝えしていきます。

<Text:編集部/Photo:NIKE>