速報:NIKE、新型厚底シューズ「アルファフライ ネクスト%」発表。NIKEの代名詞「ズームエア」を前足部に搭載
NIKE(ナイキ)は2月6日未明、新型ランニングジューズ「ナイキ エアズーム アルファフライ ネクスト%(Nike Air Zoom Alphafly NEXT%)」(以下、アルファフライ ネクスト%)を発表しました。NIKEのアメリカ版公式サイトによると、2月29日にリリースされるようです(日本国内は未発表)。
▲NIKEのアメリカ版公式サイトでは、2月29日リリースを予告しています
「アルファフライ ネクスト%」は、現在マラソン界を席巻し、大きな注目を集めている“厚底シューズ”の新世代モデル。MGCや箱根駅伝で好成績を残したランナーたちがこぞって履いていた、前モデル「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」からどのように進化したのでしょうか。まずは、今回発表されたグローバル版のプレスリリースで明らかになった内容を速報としてお届けします。
【新着レポート】
NIKE幹部が語る、新型厚底シューズ「アルファフライ ネクスト%」の実力とは?短距離・中距離スパイクも登場
今回登場した「ナイキ エアズーム アルファフライ ネクスト%」は、MGCや箱根駅伝で多くの選手が履いていた「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」と比べて、一目でわかる大きな違いが、前足部にビジブルの「ナイキ ズームエア ポッド(Nike Zoom Air Pods)」を2つ搭載している点でしょう。
⇒続きを読む
前足部に搭載された2つの「ナイキ ズームエア ポッド(Nike Zoom Air Pods)」
クッション性やエネルギーリターンの向上を目的に、NIKEを代表するテクノロジーでもある「ズームエア」を、ここにきて搭載してきました。前足部に、「ズームエア」が2つあり、「ナイキ ズームエア ポッド(Nike Zoom Air Pods)」という名称が付けられています。
進化した「カーボンファイバープレート」
「ヴェイパーフライ ネクスト%」と同様に、ZoomXフォームやカーボンファイバープレートを搭載していますが、その前モデルからよりアップデートされたものになっているとのこと。なお、カーボンファイバープレートは、1枚のみ。ソールの厚さは40mm以下で、オフセットはヴェイパーフライ NEXT%から変わらず8mmとなっています。
アッパーに搭載された「アトムニット(Atomknit)」
アッパーには、非常に優れた通気性を持つアトムニットを新採用しています。ちなみに、ヴェイパーフライ ネクスト%のアッパーには、ヴェイパーウィーブという素材が使用されています。
▲陸上アメリカ代表チームのユニフォームもあわせて発表されていますが、写真左の選手が履いているシューズは「アルファフライ ネクスト%」の別カラーのようです
NIKEは、「アルファフライ ネクスト%」について、「アスリートに大きな恩恵をもたらすように設計されたフットウェアイノベーションシステムである」と紹介しています。なお、「アルファフライ ネクスト%」のほかにも、長距離用シューズの「ナイキ エアズーム テンポ ネクスト%(Nike Air Zoom Tempo NEXT%)」と「ナイキ エアズーム テンポ ネクスト% フライイーズ(Nike Air Zoom Tempo NEXT% FlyEase)」、短距離用スパイクの「ナイキ エアズーム ヴェイパーフライ(Nike Air Zoom Viperfly)」、中距離用スパイクの「ナイキ エアズーム ヴィクトリー(Nike Air Zoom Victory)」もあわせて発表されています。
▲ナイキ エアズーム テンポ ネクスト%
▲ナイキ エアズーム テンポ ネクスト% フライイーズ
▲ナイキ エアズーム ヴェイパーフライ
▲ナイキ エアズーム ヴィクトリー
しかしながら、今回発表されたプレスリリースでは、「アルファフライ ネクスト%」についてこれ以上のシューズの詳細、価格などについて言及されていません。また日本国内向けの情報についても現時点で発表なし。続報が出次第、随時お伝えしていきます。
<Text:編集部/Photo:NIKE>