Fitbitから新モデル「Charge 4」登場。GPS初搭載、心拍数に基づいた健康機能や睡眠トラッキングの強化
トレーニングの相棒として欠かせない活動量計。その先駆者ともいえるFitbit(フィットビット)が、4月1日(水)、新作「Fitbit Charge 4」を発表しました。
同社トラッカーとしては初めてGPSが搭載されたほか、ワークアウトの効率を高める新機能が採用されているなど、今作も見逃せません。早速、見ていきましょう。
心拍数に基づいた健康維持機能を搭載
新作「Fitbit Charge 4」では、安静時の心拍数と年齢に基づいて、ユーザーのあらゆる活動を追跡する新機能「Active Zone Minutes」が搭載。同機能では、ユーザーごとの「心拍数ゾーン」という考え方が用いられており、HIITワークアウトやパワーヨガ、屋外での高強度のウォーキングなど、心拍数を高めるアクティビティを追跡します。
ピークゾーンでの高強度アクティビティでは2倍のポイントが得られるなど、アクティビティの強度によってワークアウトの達成度を自動的に計算してくれます。 ワークアウトを終えた後は、ゴールに向けた進捗状況が専用アプリに表示されるので、ユーザーのモチベーションを高めてくれます。
なお、同機能は世界保健機構(WHO)およびアメリカ心臓協会(AHA)を含む著名機関からの推奨に基づいて開発されている点も心強いポイントです。
GPS搭載&睡眠トラッキングの強化
また、Charge 4では、同社トラッカーとして初めてGPSが搭載されているほか、そのパフォーマンスを最適化するための新たな設計が採用されています。
GPS搭載により、スマホを自宅に置いてトレーニングに出かけられることに加え、リアルタイムで歩行スピードと距離を追跡する機能が採用。
また、GPSを使う7つのエクササイズモードも用意。アプリ内でGPSベースのヒートマップと同期すれば、自身がたどったルートに沿って、心拍数ゾーンごとのワークアウト強度が確認できます。一体、どこで自分の心拍数が上がったのかを可視化できるのは、今後のトレーニングに役立てることができそうです。
ほか、睡眠改善への取り組みも強化。これまで同社スマートウォッチでのみ提供されていた「スマートウェイク」も近日提供予定となっています。
同機能を使えば、機械学習を使って、もっとも適切なタイミングでユーザーの目を覚ましてくれます。日常的な活動と睡眠のスケジュールを維持するためのアラームやスリープモードなども搭載されており、日々の暮らしを心地よくしてくれるパートナーになりそうです。
「Fitbit Charge 4」は、店頭、オンラインショップとも4月14日(火)発売。価格は21,980円(税込)で、ブラック、ローズウッド、およびストームブルー/ブラックが用意されています。また、専用のグラナイト/ブラックの織バンドなどが付いた「Charge 4 Special Edition」は25,990円(税込)です。
<Text:辻村>