2019年6月15日

ランニング時の肌を日焼けから守る。すぐ実践できる紫外線対策 (3/3)

日焼け止めのつけ方

 日焼け止めを使うときは、必ず「少し多過ぎるかな」と思うくらいの量をたっぷり塗布してください。また、あごの下や足首などは、地面からの照り返しで案外日焼けしやすい部分です。そのため、塗り忘れないように注意しましょう。

なるべく肌を出さない

 そもそも肌の露出が少なければ、その分だけ紫外線を受ける量も減ります、そのため、「あまり日焼け止めを使いたくない」という方は、服装で対策をすることをお勧めします。

 例えば首や腕、足を出さないようなデザインのランウェアを選ぶだけで、充分な紫外線対策になります。ただしその際は、通気性の良いUVカット素材の生地を選ぶようにしましょう。もちろん、帽子をかぶることも忘れないでください。 

必ずサングラスを着用する

 目は非常に紫外線に弱いので、走る際には必ずサングラスをつけることをお勧めします。サングラスは色の濃さよりも、UVレンズかどうかという点をしっかり見て選びましょう。 

 色の濃いサングラスは、一見すると紫外線をしっかりはじいてくれるように思うかもしれません。しかし、実際には違うのです。逆に、色が濃いのにUVレンズではないものは、むしろ紫外線のダメージを大きくしてしまうので気を付けましょう。瞳は暗い状態だと、普段より瞳孔が大きく開きます。そのような状態では、紫外線を受ける量が多くなってしまうのです。 

 また、近年では「目から日焼けする」ということも言われています。目から紫外線がたくさん入ることで脳が反応し、身体を守るためにメラニン色素を大量に作ると言われているのです。そのため、サングラスを選ぶときは「UVレンズ」で、かつ「色が濃すぎず眩しくない程度のレンズ」を選んでください。 

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 これからのシーズン、ランナーにとって紫外線対策は必須です。健康的に走るためには、しっかりと紫外線対策をして、日焼けによるダメージとリスクを減らすことを心がけましょう。 

[監修者プロフィール]
岡本鏡子(おかもと・きょうこ)
ラウンドリング代表取締役社長。自然派・無添加コスメを主に取り扱う化粧品会社で、約8年間スキンケアを中心とした商品開発に携わる。2016 年に独立してラウンドリングを設立し、オリジナルブランド「ビオメディ」を販売。その効果実感の高さから口コミで話題となりファンが拡大中
【HP】https://www.biomedi-shop.com

<Photo:Getty Images>

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