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            2025年10月31日
            「毛穴パックはダメ」はウソ?ホント?なぜ肌に良くないと言われるのか (1/2)
「剥がすタイプの毛穴パックはダメ」ってよく聞きますよね。でも、それって本当なのでしょうか? 「やり方によっては“ダメ”になるけれど、正しく使えば“たまにならアリ”」です。浅草橋西口クリニックMoの峯 陽子先生監修のもと見ていきましょう。
「毛穴パックはダメ」と言われる理由は「肌への刺激が強い」
剥がすタイプの毛穴パックは、皮脂や角栓と一緒に肌表面の角質やうぶ毛まで引きはがしてしまうことがあります。
その結果、バリア機能が低下し、乾燥や赤み、ヒリつきといったトラブルの原因になることも。

とくに使いすぎるとメリットよりデメリットが多くなります。肌が刺激に反応して皮脂を過剰に分泌するようになり、かえって角栓がたまりやすくなるケースも。
また、黒い角栓だと思っていた黒ずみが実は「毛」だったり、メラニン色素が沈着している場合もあります。角栓を取っても黒ずみが消えないのはそのためです。
角栓が溜まりやすい肌質の人は、毛穴パックをたまにやってもいい
「毛穴パック=悪」ではなく、肌質や目的によってはプラスに働くこともあります。
角栓が溜まりやすい肌質の人
皮脂分泌が多い、いわゆる“オイリー肌”の人は角栓が詰まりやすく、放っておくとニキビや酸化した黒ずみの原因になります。
このタイプの人にとっては、定期的な物理的な除去(毛穴パック)で詰まりをリセットするのは有効な手段のひとつです。
ただし、使いすぎは逆効果になるため、多くても週2回程度の使用を限度にすること、保湿などのアフターケアを必ず行うことが重要です。
産毛の処理を兼ねたい場合
毛穴パックを使うと、角栓だけでなく産毛も一緒に除去されるため、肌の見た目がワントーン明るくなったり、化粧水のなじみが良くなったりするという利点もあります。
しかし一般的な毛穴パックは全顔に貼ることはできないので、産毛を剃ってくれる専門店のほうが確実です。
次:毛穴パックをしてはいけない人とは
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