出勤ランの汗・ニオイ対策!会社前にランニングをしたときの身だしなみポイント【通勤ランの始め方 Vol.2】 (2/2)
ランステで通勤ラン仲間ができることも!?
▲皇居を眺めることができるRun Pitのフリースペース
ランステのもうひとつの魅力が、ランステに併設されているカフェや休憩スペースの活用です。カフェが併設されているところでは、栄養バランスを考えた朝食を食べることもOK。さらに最近では、フィットネスジムを備えた施設まで登場しています。ゆったりと身体を休めるだけでなく、時間にゆとりがあれば、気分を仕事モードに切り替える時間に利用できるのです。
また稀有なケースかもしれませんが、出勤ランをしている人たちが集まるので、同志もみつかるかもしれません。仲良くなれば、お互いのコース情報を交換して、もっと走りやすいコースや景色がよい場所など、新しい発見が生まれることも。ランステ主催で、新作ウェアやシューズの紹介を行うこともあるそうなので、情報収集場所としても活用できます。
「各国から訪れた外国人観光客の方が、皇居ランを行う機会も増え、ランステを使用していただくことも多くなっています」(Run Pit森田さん)
皇居周辺に限った話になりますが、外国人ランナーとの交流も期待できるかもしれません。通勤ランで気になる汗対策や持ち物の心配を一気に解決してくれるランステ。さらに走ること以外にも役立てば、通勤ランを続ける励みにもなりそうですね。
出勤前の慌ただしい気持ちをリセットする場所としても利用できるランステ。上手に使って、快適な通勤ランのモチベーションアップに活用してみるのもいいでしょう。
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ランステがない場合の対処法
そうはいってもランステが利用できない人も多いと思います。会社の更衣室・シャワールームなんてないんですけど! という人は、まず家を出発する前にデオドラントスプレーなどを使って制汗対策をしましょう。
会社に到着したら濡らしたタオル、または殺菌・消臭効果のある汗ふきシートでしっかり汗をふいてから着替えることを徹底すれば、最低限のマナーを守ることができます。デオドラントスプレー、汗ふきシートは会社に常備しておくのもひとつの方法です。
せっかくの健康維持を目的とした通勤ランですから、始めたい人に憧れを持ってもらえるくらいのスマートなランスタイルを目指してみるのもいいかもしれません。次回は「始めてみたけれど、思ったより辛くって……」なんてことにならないために、走る距離や速度、コースを決めるポイントについて専門家からのアドバイスをいただきます!
<Text:丸山美紀(アート・サプライ)/Photo: Getty Images>