親子って似てる?似てない?親子の共通点と相違点とは│寺田明日香の「ママ、ときどきアスリート~for 2020~」#19 (3/3)
似てない部分は子どもの“才能”
似ている部分をいくつか紹介しましたが、似ていない部分ももちろんあります。
それは、私たちからすると新しい考え方だったりものの見方だったりするので、どこからその考えが浮かぶのかと興味深く、勉強になります。
「なんでそんな考えになるんだ!?」と突っ込んでしまうような、不思議な答えも多くあります。
ですが、親の影響を受けず子ども自身が興味を持ったり、選択して行動できることは、その子の“才能”だと考えるようにしています(良くないことに対しては、がみがみ言うこともあります)。
“似ている部分”も“子ども独自の考え方”も、その子の“才能”として捉えられると、家族みんなで自己肯定感を持って生活できるかもしれません。
[プロフィール]
寺田明日香(てらだ・あすか)
1990年1月14日生まれ。北海道札幌市出身。血液型はO型。ディズニーとカリカリ梅が好き。小学校4年生から陸上競技を始め、小学校5・6年時ともに全国小学生陸上100mで2位。高校1年から本格的にハードルを始め、2005~2007年にはインターハイ女子100mハードルで史上初の3連覇。3年時には100m、4×100mリレーと合わせて同じく史上初となる3冠を達成。2008年、社会人1年目で初出場の日本選手権女子100mハードルで優勝。以降3連覇を果たす。2009年世界陸上ベルリン大会出場、アジア選手権では銀メダルを獲得。同年記録した13秒05は同年の世界ジュニアランク1位だった。2010年にはアジア大会で5位に入賞するが、相次ぐケガ・病気で2013年に現役を引退。翌年から早稲田大学人間科学部に入学。その後、結婚・出産を経て女性アスリートの先駆者となるべく、「ママアスリート」として、2016年夏に「7人制ラグビー」に競技転向する形で現役復帰した。同年12月の日本ラグビー協会によるトライアウトに合格。2017年1月からは日本代表練習生として活動した。2018年12月にラグビー選手としての引退と陸上競技への復帰を表明。再び陸上競技選手として、2020年東京オリンピックを目指す。◎所属企業:株式会社パソナグループ
◎主な記録:100mハードルU20日本記録保持者(13秒05=2009年世界ジュニアランキング1位)/100mハードル日本高校歴代2位(13秒39)/100m:11秒71【今後のスケジュール】
・6月27日(木)~30日(日):日本陸上競技選手権大会@福岡・博多の森 陸上競技場
・9月27日(金)~10月6日(日):世界陸上競技選手権@カタール・ドーハ【関連URL】
◎公式サイト https://asuka-terada.jp/
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<Text&Photo:寺田明日香/Edit:アート・サプライ>