専門家おすすめのアロマオイルの使い方。お風呂、シューズ、濡れタオルに│ランニングとアロマのナイスな関係 #3 (1/2)
これまで「リラックスアロマオイル、専門家おすすめの16種類」や「専門家直伝!アロママッサージのやり方と、疲れにおすすめの精油」と、2回にわたりアロマを使ったセルフメンタルケア&フィジカルケアについて紹介してきました。
今回はアロマを使った入浴方法と、トラブルのある部位を集中ケアする湿布マッサージについて。
精油を湯船に入れる「アロマ入浴」
ぬるめのお湯にゆっくりと浸かるだけでも、心身ともにリラックスできるバスタイム。そこで、毎日の入浴にアロマの香りと精油の作用をプラスしてみましょう。
方法はとっても簡単。アロマの精油の作用をしっかりとお風呂に入れるだけ。ただし、原液のままでは肌や髪に直接触れてしまったり、精油を入れすぎてしまったりと、使い方によってはトラブルの原因となることもあります。
精油は塩や重曹、バスオイルと混ぜてからバスタブに入れる
バスタイムに精油を使う場合は、バスタブのお湯に直接精油をたらすのではなく、お塩や重曹、バスオイルなどと混ぜ合わせてから使うようにしましょう。精油の揮発性をよくするために、入浴する直前に作ります。
入浴剤は、作り置きをするより入浴の直前に毎回作る方が効果的です。作り置きをする場合は、瓶などフタがしっかり閉まるものに保存して早めに使うようにしましょう。
入浴剤の作り方
〔用意するもの〕
・天然塩または重曹 大さじ2
・精油
天然塩または重曹大さじ2に対し、精油3〜5滴程度を入れてよく混ぜたらできあがりです。
リフレッシュしたいときはレモン、ローズマリー、マジョラム
カラダをすっきりさせたいときは、レモンなどのリフレッシュ効果が高い精油を使い、熱めのお湯に数分浸かるのが効果的です。ラン後の疲労回復には、ローズマリーやマジョラムがおすすめです。
リラックスしたいときはラベンダー
また、ココロもカラダもリラックスしたいときには、ラベンダーなどの鎮静作用のある精油を使って、ぬるめのお湯に10〜15分程度ゆっくり浸かります。
浴室の湿度や入り方、部分浴(足浴・手浴)などで入浴法を変化させてもOK。お塩や重曹以外にも、グリセリン・重曹・クエン酸で作ったバスボムなどを作ってみても楽しいですね。