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【ランニングとアロマのナイスな関係 #1】香りでセルフケア&集中力UP!

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 もっとも手軽に始められるスポーツであるランニング。年に1回以上ランニングをする国内のランナー人口は、なんと約900万人(笹川スポーツ財団「スポーツライフに関する調査報告書」1998~2014)にものぼります。 

 東京マラソンなどの大会出場を目標とするランナーが多くいる一方で、趣味として楽しみながら走るランナーも多く、最近では旅先を走る“旅ラン”も話題です。

 そこで今回は、現在進行形で走っている人にも、これから始めようと思っている人にも、誰でも簡単にできて効果的な“香り”を取り入れたオススメのセルフケアを3回に分けてお届けします。

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香りで本能を刺激して身体能力向上 

 香りを感じる嗅覚は、ヒトの持つ五感の中でもっとも原始的な感覚で、感情と記憶に関係する大脳辺緑系に直結し、本能にダイレクトに作用します。

 香りによってココロやカラダを癒し、ヒトが本来自然に持っている身体能力を高める手助けをしてくれるアロマ(芳香)テラピー(療法)は、香りで脳を刺激して自律神経をコントロールし、集中力を高めるのに有効です。走る前のフィジカル&メンタルケアにぜひ取り入れて、爽快にランニングをしましょう。

 では、ラン前やランニング中に気分をリラックスさせ、集中力を高めるにはどんな香りがよいのでしょうか。以下は、3つのシチュエーションで効果を発揮してくれる精油です。数種類のエッセンシャルオイルをいくつか試してみて、自分にあったお気に入りの香りを見つけましょう。

【1】ココロを落ち着けて集中力アップに効果的な香り

 ラン前に、コットンやマスクの端など、肌に直接触れない部分に精油を1〜2滴落として深呼吸しながら香りをめいっぱい吸い込みます。緊張を和らげて集中力を高め、気持ちよくスタートすることができます。

《レモン》
 鎮静作用、刺激作用があり、集中力に効果を発揮する精油。気管支炎などや、不眠症にもおすすめ。ただし、光毒性(※)があるので、肌に直接つけてのランニングはNG。マスクやコットンならOK。

《レモングラス》
 分泌刺激作用があり、副交感神経を刺激して気分を落ち着かせてくれるので集中力アップにおすすめ。インド医薬では発熱と感染症などに使われています。

《ローズマリー》
 こちらも分泌刺激作用があり、集中力アップにおすすめ。頭がクリアになるので、受験生の集中力アップにもこれをすすめます。偏頭痛にも。

《ベルガモット》
 抗けいれん作用や鎮静作用があり、動揺によいといわれています。分泌刺激作用もあり、消化器系のトラブルにも有効です。これも光毒性がありますので、注意が必要です。

《オレンジ》
 鎮静作用と加温作用があり、神経の緊張をほぐしてくれます。

《ペパーミント》
 メントールの香りですっきり。強壮作用があるので、乗り物酔いなどにも使われます。深呼吸をすると、かなりすっきりします。

※精油の中には、肌に付いた状態で紫外線に当たると皮膚にダメージを与える光毒性を持つものがあります。光毒性を持つ精油を使用するときは、肌に付けて日光に当たらないように注意しましょう。

【2】筋肉の緊張を和らげるウォーミングアップに効果的な香り

 アーモンドオイルなどの植物性オイル(※)に精油を入れて、ラン前にふくらはぎなどを軽くマッサージ。心地よい香りでリラックスし、筋肉のウォーミングアップに。

《ラベンダー》
 ココロにもカラダにもお肌にも。ラベンダーは精油の万能選手です。香りもよく、ビギナーにおすすめです。

《ゼラニウム》
 鎮静作用、鎮痛作用あります。不安や神経痛にも。マッサージにもよく使う精油です。ホルモンバランスの調節作用もあるので、女性は特におすすめ。

《ユーカリ》
 鎮静効果があり、神経痛にもおすすめです。

《マージョラム》
 鎮静作用、鎮痛作用があり、緊張を和らげるのに有効です。 

《ベチバー》
 関節炎、リウマチの人のマッサージにも使います。鎮静作用があり、ストレス、緊張に有効です。

※マッサージなどで使用する精油をブレンドする植物性オイルはベースオイルと呼ばれ、アロマテラピーショップで購入できます。 

【3】大会前夜の緊張や興奮を和らげるのに効果的な香り 

 もしマラソン大会に出場するなら、大会前夜のメンタルケアにはバスタイムに香りをプラスするのがおすすめ。大さじ1杯ほどの天然塩や重曹に精油を2〜3滴落として浴槽に入れ、ぬるめのお湯に溶かしてゆっくり入浴しましょう。

《ラベンダー》
 鎮静作用、バランス調整作用などがあり、リラックスするのに一番よいといわれる精油。不眠にも効果的です。

《サンダルウッド》
 瞑想に向いている香りで、ヨガなどでもよく使われている香りです。催淫作用、鎮静作用があります。

《カモミールローマン》
 キク科のハーブで鎮静作用、抗炎症作用があり、リラックス効果に優れます。不眠やイライラの解消などに有効です。

《イランイラン》
 催淫作用、鎮静作用があるので、不安や恐怖、パニックなどによいといわれています。濃厚な夜の香りがする精油です。

《サイプレス》
 ヒノキ科の精油。収れん作用と強壮作用があるので、循環器系によいといわれています。血液の循環をよくしてくれます。

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[監修者プロフィール]
六渡美咲子(ろくど・みさこ)
『Joli ROMIS』主宰。アロマテラピスト、スパイスブレンダー。スパイスやハーブ、アロマテラピーの香りを広めるべく企業やオーガニックショップ、イベントなどで商品企画や講師を務めるなど、さまざまな分野で活動中。主宰するサロンでは、カラダの流れを取り戻して元気になるアロマテラピーマッサージを教えたり、スポーツ前後のケアやアロマによるセルフケアのカウンセリング、アロマオイルのブレンドなども実施。ハーブやスパイスを食に取り入れる「香り食べ生活」を推進しつつ、アロマテラピーとスポーツのいい関係についても研究中
【公式HP】Joli ROMIS:http://romis.jp/

<Text : 京澤洋子(アート・サプライ)/Photo:Getty Images>

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