2018年2月8日

平昌オリンピックの新種目は何?その見どころは? (1/2)

 いよいよ2月9日に開会式を迎える平昌(ピョンチャン)オリンピック。競技は全102種目もあり、何を観ようか迷っている人もいるのでは? 今回は、今大会から追加された新種目についてのルールと見どころを紹介します。迷う選択肢を追加してしまい、恐縮です!

▼祝・金メダル!あわせて読みたいオススメ記事

「やりたいからやってるだけ」スピードスケート髙木美帆インタビュー(前編)

「勝ち負けに関しては何も言わない」。天才少女を生み出した両親の"子どもの伸ばし方"。スピードスケート髙木美帆(後編)【子どもの頃こんな習い事してました #1】 | 子育て×スポーツ『MELOS』

スピードスケートの男女マススタート

 今までのスピードスケートでは、選手2名ずつが内側と外側のコースからスタートして、コースを入れ替えながら滑走するのが一般的でした。今回加わった「マススタート」では、選手たちが複数人で同時にスタート! 1周400mを16周し、4周通過ごとに中間ポイント(5・3・1点)が与えられ、さらにゴール順位で与えられる最終ポイント(60、40、20点)の合計点で順位が決まります。

《ココが見どころ!》
 個人種目ではありますが、チームで戦術を組めば予想外の結果も起こりうる競技。チームワークで来るか? はたまた孤高に滑り去るか?各国がどのような戦術で挑んでくるのか、目が離せません!

《日本代表選手》
〔男子〕ウィリアムソン師円、中村奨太
〔女子〕高木菜那、佐藤綾乃

スノーボードの男女ビッグエア

 北米の若者に大人気の競技が、平昌オリンピックに登場! 20〜40m、20度以上の斜度がついた台からスノーボードでジャンプし、空中で演技。6名のスコアジャッジが回転技の難易度、技の完成度、ジャンプの大きさ、着地をチェックし、持ち点1〜100で採点する種目です。

《ココが見どころ!》
 ジャンプのみ披露するので、難しいことは考えずに観られる競技。「スキージャンプ」の台をひと回り小さくした台を飛び、25mプールを飛び越えるほどの大ジャンプの中で繰り出される各選手のバラエティー豊かな演技は、興奮すること請け合い。

《日本代表選手》
〔男子〕国武大晃、大久保勇利
〔女子〕広野あさみ、岩渕麗楽、鬼塚雅、藤森由香

1 2