2018年5月7日

絶景を走り、温泉に入り、海の幸を堪能!宮城県「仙女ウルトラマラニック」プレ大会レポ(前編) (2/2)

 しかしゴール後は、温かい温泉とおいしい海の幸が待っていました。女川駅には温泉施設「ゆぽっぽ」があり、ランナーには入浴券がプレゼントされます。そして食べきれないほどのお寿司は、どれも新鮮な魚や貝ばかり。大会の思い出を振り返りながら、どんどん箸が進みます。

 宿泊先は、女川駅すぐの場所にある「ホテル・エルファロ」。珍しいトレーラーハウスの宿泊施設で、全員に個室が用意されていました。走って、温泉に入って、食べて、そしてゆっくり休む。翌日には任意参加の「まちづくりを学ぶツアー」が行われるなど、走りながら存分に宮城県沿岸部のすばらしさ、そして現状を知ることができる大会だったのではないでしょうか。

 コース上から見た地域の現状については、次回の記事にてくわしくご紹介します。プレ大会ということで、もちろん改善点は運営側として感じた部分があったことでしょう。しかし参加者からは「第1回大会を楽しみにしている」という声が多く聞かれました。ご興味のある方は、ぜひ大会情報をチェックしておいてください。

後編:東日本大震災から7年、被災地の"今"を知る。宮城県「仙女ウルトラマラニック」出走レポ(後編)

・仙女ウルトラマラニック 公式サイト
https://www.semnyo-marathon.info/

[筆者プロフィール]
三河賢文(みかわ・まさふみ)
“走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心とした取材・執筆・編集を実施。自身もマラソンやトライアスロン競技に取り組むほか、学生時代の競技経験を活かし、中学校の陸上部で技術指導も担う。またトレーニングサービス『WILD MOVE』を主宰し、子ども向けの運動教室、ランナー向けのパーソナルトレーニングなども行っている。3児の子持ち。ナレッジ・リンクス(株)代表。
【HP】http://www.run-writer.com

<Text & Photo:三河賢文>

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