ギア&アクセサリー
2026年5月26日

“着るロボット”の時代が来た。“歩く”をアシストする近未来デバイス『Dnsys BOOSTSUIT』、日本初展開へ

ロボティクス分野の専門家集団・Dnsys(デンシス)が開発するAIパワードスーツ『Dnsys BOOSTSUIT』が、日本市場に初上陸する。

Dnsysは研究開発人員が全体の90%以上を占めるエンジニア主導のチームで、DJIやXiaomiなどで開発経験を持つロボティクス分野の専門家が集結。AI、生体医工学、人間工学など多領域を横断する強固な技術基盤を持つ。

2023年には数千の医療機関で導入され、2024年にはコンシューマー向け股関節外骨格『DNSYS 股関節 X1』を発売。クラウドファンディングでは1,931人のサポーターから約150万ドルの支援を集めた。さらに2025年には、世界初*のAI膝関節外骨格『DNSYS 膝関節 Z1』を発表。2,000人以上のサポーターから約250万ドルの支援を記録している。
*2026年4月時点の自社調査に基づく

加えて『DEATH STRANDING 2』 などで知られるゲームクリエイタースタジオ・コジマプロダクション(KOJIMA PRODUCTIONS)との公式コラボモデルも発表され、世界中のゲームファンやテクノロジー愛好家から注目を集めている。

Makuakeでの販売開始を前に行われた発表会では、股関節をサポートする『X1』と、膝関節を支える『Z1』が披露された。

装着すると足が自然に前へ出るような、後ろからそっと押してもらっているような感覚を体験できるという。とくに『Z1』は、AIがトルク・位置・力など複数のセンサー情報をリアルタイムで解析し、0.01秒単位で歩行意図を感知しながらアシストを行う。Z1の軽快で素早いアシスト力が重力に抗い、まるで脚が若返ったかのような感覚をもたらすという。 

Dnsys共同創業者兼COOのJojo Li氏に、開発の背景や製品への思いを聞いた。

「もっと人間として強く、便利になれるように」

――この商品を作ったきっかけを教えてください。

Dnsys共同創業者/COO Jojo Li氏:

もっと人間として強くなる、もっと便利に過ごしたい、そういう思いが背景としてありました。私たちはエンジニア出身なので、機械に目を向けてきました。機械を使うことで、人間がもう少し楽に生きられるんじゃないか、という思いがあります。

――どういった方に使ってほしいですか? こういう使い方をしてほしい、という希望があれば教えてください。

Li氏:

まず自分自身が使いたいですね。あとは、自分の親とか、年を取った親戚にも使ってもらいたいと思っています。年を取っても、もっと楽になるように、という思いがあります。

――介護用に使うものかと思っていましたが、夢があるというか、近未来的な製品なのですね。

Li氏:

ありがとうございます。今日は、年配の方だけではなく、交通事故に遭われた方も来場されました。交通事故で骨盤を痛めてしまって、「これを使ったら少し楽になるかな、普通に歩けるかな」と期待して来てくださったんです。

――作る中で大変だったことや、こだわったことは。

Li氏:

最初の製品は今のようなものではなく、医療機器でした。介護用として開発していたんです。

当時は自社開発のモーターではなく、他社製のモーターを使っていました。でも、かなり重かったんですよ。もっと小さくて、コンパクトで、軽い製品を作りたいと思いました。とくにモーター部分の開発には、ものすごく時間がかかりました。今の製品みたいに、モーターが見えないくらいコンパクトにするのが本当に大変でした。

――実際に持ってみると、とても軽いですね。

Li氏:

軽くて便利です。もっとコンパクトに、もっとスマートに。皆さんがより良い気持ちで使えるように、そこにはかなり力を入れました。医療分野を背景にしているので、人によって異なる筋肉や骨の形にも対応していきたいと思っています。まだまだ新しい市場なので、これからも改善していきたいですね。欧米ではすでに1万台以上出荷されていて、日本市場では今回が初展開になります。Makuakeで販売されるのを楽しみにしています。

――購入を検討している方へひとことお願いします。

Li氏:

アメリカの展示会で、来場者の方から「開発してくれてありがとう」と感謝の言葉をいただいたことがありました。ユーザーの皆さんには、ぜひ楽しんで使ってほしいです。

世界初の“膝関節AIエクソスケルトン”搭載

『Z1』最大の特徴は、世界で初めて膝関節サポートに特化したAIエクソスケルトンである点だ。

従来は股関節サポート型が主流だったが、Z1は膝の伸展サポートや衝撃吸収に特化。最大20kgの持ち上げサポートを実現し、登山や長距離移動、階段の昇降、リハビリなど幅広いシーンを想定している。

一方、『X1』は股関節をサポートし、歩行速度を最大50%向上。太腿への負担を軽減し、「誰かに背中を押されているような」軽快な歩行感覚を実現するという。

さらに『X1』と『Z1』は単体利用だけでなく組み合わせて使うことも可能。折りたたんでバックパックに収納できる携帯性や、他社製アウトドアギアとの高い互換性も特徴だ。

実際に体験してみた声は。「後ろから支えてくれるような感覚」

発表会では、Makuake担当者からも使用感について話を聞くことができた。

――実際に体験してみると、不思議な感覚ですね。

Makuake担当者:

そうですね。私も先月まで足が少し痛くて、歩くのが大変だったんです。海外で他ブランドの製品もかなり試しましたが、これは本当に楽に感じました。その場で歩きやすさを実感できます。

――勝手に動かしてくれる感じですよね。

Makuake担当者:

そうですね。前に動かしてくれる感じなのですが、後ろで支えてくれているような感覚もあります。

歩行補助だけではない、伴走してくれるパートナーのような存在

Dnsys BOOSTSUITは、“歩行を補助する機器”だけではなく、人の動きを自然に支えてくれる“パートナー”のような存在。介護やリハビリ用途だけでなく、「もっと楽に歩きたい」「長く動き続けたい」という日常のニーズにも応えてくれる可能性を秘めている。

さらに、Dnsys BOOSTSUITが目指しているのは、単なる移動サポートにとどまらない。“行ける場所”そのものを広げることだ。

大切な家族や仲間とともに、まだ見ぬ未知の荒野へ、より高き峰へ。そして、その先にある美しい景色を全員で分かち合うために。

誰も置いていかない。どこまでもずっと一緒に旅を続ける。そんな未来を支える存在なのかもしれない。

【Makuakeプロジェクト情報】
■開催期間
2026年5月29日(金)11:00 ~ 2026年7月30日(木)22:00
■公式サイト https://dada.link/7_p63u
■公式LINE公式アカウント https://lin.ee/YCKqKEn
※公式LINEの友だち追加で、公開初日のみ使える「10,000円OFFクーポン」を配布予定です。 
LINE https://lin.ee/ZFgrTa3

【SNS】
Instagram https://www.instagram.com/dnsys_jp/
X https://x.com/Dnsys_JP/

<Text & Photo:編集部>