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2018年10月30日

子どもの参加もOK。丘珠空港緑地で10時間ぐるぐるランに参加してきた (2/2)

自由すぎるエイドの飲食メニュー!

 きちんとエイド(=給水所)が設けられ、飲みものや食べものが用意されています。私も5~10周ごとを目安に立ち寄り、補給しながら走りました。他ランナーと一緒になれば、自然と会話が弾むのも楽しいところ。居心地がいいため、再び走り出すのにちょっと腰が重くなってしまいます。

 ジュースにお茶、ミカンにワイン。かなり自由度の高いイベントですが、お酒が出るとは予想外でした。さすがに私は飲みませんでしたが、他の皆さんはちょくちょく楽しんでいた様子。しかしもっとも目を引いたのは……

 なんと、チーズフォンデュ! その場で温めたチーズに、パンやウィンナー、ブロッコリーなどいろいろな食材を自分で入れて食べます。ちょうど当日は肌寒いくらいの気温だったので、立ち止まって冷えそうになる身体を温めるのに最高。なによりおいしく、チーズフォンデュをキッカケに他ランナーとの会話も生まれました。

 大会のように表彰などはありませんが、なんとも雰囲気がいいイベント。人の温かさ、そして走ることそのものの楽しさを実感できた気がします。こんな雰囲気の大会なら、24時間だって走れてしまいそう。今後の大会化は未定とのことですが、ぜひとも実現してほしいところです。実現するようなら、また参加したいと思いました。

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[筆者プロフィール]
三河賢文(みかわ・まさふみ)
“走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心とした取材・執筆・編集を実施。自身もマラソンやトライアスロン競技に取り組むほか、学生時代の競技経験を活かし、中学校の陸上部で技術指導も担う。またトレーニングサービス『WILD MOVE』を主宰し、子ども向けの運動教室、ランナー向けのパーソナルトレーニングなども行っている。4児の子持ち。ナレッジ・リンクス(株)代表。
【HP】http://www.run-writer.com

<Text & Photo:三河賢文>

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