2019年1月30日

東京五輪の観戦チケット、いよいよ販売スタートへ! 申込方法・購入方法・価格は? 大会組織委員会が概要を発表 (1/3)

 いよいよ今春、2020年に開催される東京オリンピックのチケットが販売開始となります。でも、どうやったら購入できるのでしょうか? 都内では1月30日、東京2020組織委員会がチケットの販売概要について改めて説明しました。ゲストとして、レスリングの吉田沙保里さんも登壇しました。

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チケットが欲しい! いまやるべきことは?

 チケット販売について、おおまかな流れを紹介しましょう。まず2019年春より、公式サイト(正式名称は、東京2020大会公式チケット販売サイト)で「抽選申込」が実施されます。その後、公式サイトによる「先着順販売」(2019年秋以降)が行われ、最後にチケット販売所による「窓口販売」(2020年春以降)が始まります。

▲チケット販売スケジュール

 抽選申込で対象となるのは、17日間にわたる33競技の一般チケット。A席からE席まで最大で5種類の券種があり、半分以上のチケットが8,000円以下で購入できます。抽選申込の後に実施されるのが先着順販売。したがって先着順販売の開始時には、すでに良いチケットが残っていない可能性もありそうです。さらに窓口販売に至っては、2020年春以降に販売がスタートします。つまり良いチケットを取得するためには、オンラインでの購入が必須となります。

▲抽選申込で対象となる一般チケットの内容

 チケット料金の支払い方法には、Visa決済、現金決済の2種類を用意。また受け取り方法には、紙チケットの郵送のほか、モバイル端末にQRコードを表示する、自宅のプリンターで印刷する、などの方法が用意される予定です。

▲チケット料金の支払い方法と受け取り方法

 なお、公式サイトを利用するには「TOKYO 2020 ID」(TOKYO 2020 ID登録サイト:https://id.tokyo2020.org/ )が必要です。まだID登録がお済みでない方は、すぐに登録サイトをチェックすることをオススメします。大会関連情報も、同サイトで紹介されていく見込みです。ちなみに公式発表によれば、2019年1月28日現在で登録件数は約125万件に上るとのことでした。

▲「TOKYO 2020 ID」について

 これは蛇足ながら、大会組織委員会が用意した「チケット価格一覧」にザッと目を通してみると、料金もさまざまといったところ。開会式はA席30万円~E席1万2000円までを用意しています。いずれの競技も、D席、E席なら1万円でお釣りがくることがほとんど。逆に高額となるのが決勝で、例えば卓球 男女ならA席が3万6000円、同じく体操(体操競技)ならA席が7万2000円、柔道なら5万4000円、レスリングならA席が4万5000円、サッカー(男子)ならA席が6万7500円などとなっています。

 本記事の最後に各競技のチケット価格の一覧を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

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