【旅ラン】「第7回金沢マラソン」走ってきた!地元の名産品、スタッフやボランティアの愛がすごい (1/3)
新型コロナウイルス対策を徹底し、新たな様式を取り入れながら開催された「第7回金沢マラソン」。2年ぶりの開催ということもあって、全国から金沢に集ったランナーだけでなく、関係者やスタッフ、ボランティアの熱意がひとつになった大会となりました。
前日の「金沢マラソンもてなしメッセ」でも、新型コロナウイルス対策を徹底し、案内が行われていました
今回参加した金沢マラソンは、当日が衆院選の投開票日と重なるという、マラソンコースを走るランナーと投票に駆け込む市民が共に並走するという大会に。前投票を終えたであろう全国各地から選ばれた約10000人が、歴史と文化で彩られた城下町に集いました。
今回の金沢マラソンは人数が制限され、抽選で選ばれた10000人が参加
今回金沢マラソンは、フルマラソンのみの開催。しいのき迎賓館前の広坂通りをスタートし、石川県西部緑地公園陸上競技場をフィニッシュするという、歴史と文化に触れながら白山連峰の田園風景などを楽しめるコースのようです。
コース中には、石川・金沢の食文化を味わうことができる給食所「食べまっしステーション」が設けられており、石川のベジスイーツや百万石和菓子、そして、終盤には金沢カレーが登場するとのこと。
コロナ禍でのランニングイベント中でどのような楽しみ方ができるのか、興味津々で臨みました。
スタート直前まではマスク着用です
日中の予想最高気温は20℃。会場に到着すると、関係者やスタッフの皆さんが一丸となって、感染防止対策に万全を期して運営されていました。
入場時はもちろんのこと、手荷物預けエリアやトイレなどいたる所で手指の消毒や検温が行われる徹底ぶり。もちろん、ランナーも全員がマスクを着用し、大騒ぎをすることもなく静かに進行を見守ります。
ランナーの皆さんもモラルを守り、静かにスタートのときを迎えました
走る準備を整え、スタート地点の広坂通りに向かうと、ランナー同士、一定の間隔を保てるよう足元に印がされていました。密を避けるため、通りを迎賓館側と市役所側の両車線を使ってソーシャルディスタンスを確保しています。
足元には待機場所としての目安である印がされていました
午前8時30分。スタートセレモニーが始まり、いよいよ待ちに待ったリアル大会の開始です。開始時間は2部制で、タイムを狙いたい方は早めの8時30分。ファンラン優先のランナーは8時45分とウェーブが区切られていたため、間隔は充分に保たれ、ストレスを感じません。
走る直前にマスクを外し、私も金沢“旅ラン”をスタート! 6か所あるエイドステーション(給水、軽食が取れる箇所)の「食べまっしステーション」では、どんなおもてなしが待っているのか。走りはじめからワクワク感が止まることはありませんでした。
金沢駅前には華やかな「小粋なきもの倶楽部」の皆さんがエール!
10キロを過ぎると、第一の「食べまっしステーション」が登場。新型コロナ感染防止のため、ベジスイーツ各種は個包装が施されていました。
第一の「食べまっしステーション」では、JA金沢市・五郎島さつまいも部会から提供された芋ようかんや、金沢ゆずゼリーが登場
まずは、JA金沢市・五郎島さつまいも部会から提供された芋ようかんから。予想よりも気温が高いせいかエネルギーの燃焼度も激しく、さつまいもの自然な甘さが身体に染みわたります。