キャベツの芯、どんな栄養がある?
5月30日は「ごみゼロの日」。日本の食品ロス量、年間約522万トンのうち約247万トンは家庭から発生し、その約半分が野菜と言われています。
そこでキユーピー株式会社が、「ごみゼロの日」に合わせた「#野菜のごみゼロレシピキャンペーン」を行うに伴い、捨ててしまいがちな食材「キャベツの芯」の魅力と簡単レシピを紹介しているのでご紹介します。
キャベツの芯にはこんな栄養がある
葉部よりも甘み成分が豊富!
キャベツの芯は、キャベツ全体の約10%を占める部分です。捨てられがちですが、実は葉部よりも甘味成分である「アラニン」が多く含まれています。
また、糖質の一種である「スクロース」も、中葉の9倍以上も含まれています。これにより、キャベツの芯は甘味が強く、加熱することでさらにその甘みを感じることができます。
食物繊維は葉部の約1.5倍
さらに、食物繊維も豊富に含まれており、葉部の約1.5倍もの量を含んでいます(キユーピー調べ)。
食物繊維は消化吸収がゆっくりであり、腸内環境を整える効果や便通を促進する効果があります。そのため、キャベツの芯を食べることで食物繊維を摂取することができ、健康的な食生活をサポートすることができます。
嚙む力を養う
キャベツの芯は咀嚼力の向上にも効果的です。現代人にとって不足しがちな咀嚼力を養うためにも、キャベツの芯を積極的に取り入れることをおすすめします。
キャベツの芯をおいしくいただく調理方法
キャベツの芯は、その歯応えとシャキシャキとした食感を生かして、さまざまな料理に活用することがおすすめです。
たとえば、餃子の種や肉団子の中身、お好み焼きなどにキャベツの芯を加えることで、食感や甘みを楽しむことができます。
また、キャベツの芯を加熱調理すると、その甘みが一層引き立つため、炒め物や煮物などに利用することもできます。
キャベツの芯を使った絶品おかず
キャベツまるごと「キャベツのレモンマリネ」
- キャベツの芯と葉を食べやすい大きさに切り、クッキングペーパーで包み、ラップをかけましょう。
- レンジ(600W)で約1分加熱し、 キユーピー レモンドレッシングで和えれば完成です。
キユーピーが東京家政大学の学生さんと一緒に開発したレシピだそう。お弁当の一品やおつまみなどにもよさそうですね。
関連記事:「キャベツはダイエットにおすすめの食材」ってホント?カロリーと栄養素、おすすめ調理法|マッスルデリ管理栄養士が解説
<Edit:編集部>