2018年4月9日
日本人の睡眠時間、やっぱり短かった!睡眠の質も28か国中25位という結果に
皆さんは、1日どれくらい睡眠を取っていますか?
心拍トレーニング製品をリリースするポラール・エレクトロ・ジャパン株式会社が、同社製品「Polar A370」「Polar M430」のユーザーから得られた600万の睡眠データ分析結果を発表しています。
日本人の平均睡眠時間は28ヶ国で最短
各メディアで「日本人の睡眠時間が短い」と言われていますが、今回の調査結果でも同様の結果となりました。
同社によれば、日本人の男女別平均睡眠時間は、それぞれ男性6時間30分、女性6時間40分。データを分析した主要28か国でいずれも最短の結果だったと伝えられています。
平均睡眠時間が最も長いのは?
今回の調査で、28ヶ国中、平均睡眠時間が最長だったのは、男性はフィンランド人の7時間24分、女性はフィンランド人とベルギー人の7時間45分でした。
なんと、日本人と比べて男性は54分、女性は1時間5分の違いが出ています。いずれも約1時間の差は大きいですね。これは、日本人の入眠時間が香港・スペインに次いで遅いにもかかわらず、起床時間が世界平均と大きく変わらないことに起因しています。
また、睡眠中の体の動きや心拍数によって分析する「睡眠の質」については、日本人平均が3.0(最高5.0・最低1.0)という結果に。3.0以上で良好と判断されますが、こちらも28か国中25位と下位の結果となりました。
なお、睡眠の質の世界平均は3.2で、最高はフィンランドの3.4、最低は中国の2.7でした。
仕事や子育てなどで大変かとは思いますが、あまり夜更かしはせずに、可能な限り早めの睡眠を心がけたほうがよさそうです。
<Text:辻村/Photo:Getty Images>