2018年4月22日

堀口恭司「ぜんぶ自分の主導権で。打撃でKOを」RIZIN.10に向け公開練習

 2018年5月6日(日)、マリンメッセ福岡で開催される『RIZIN.10』。メインイベントで、イアン・マッコール選手(アメリカ)と対戦する堀口恭司選手(アメリカン・チップチーム)が、4月20日「HALEO表参道」にて公開練習行いました。

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日本では空手中心に最終調整を行う

 前日にアメリカから帰国したばかりの堀口選手。やはり時差ボケは避けられず、1週間程度で直るとも話していました。しかし、公開練習がスタートすると自身の身体を確認するように2分間のシャドーを披露。軽快なフットワークからパンチやキックなどを繰り出し、切れのある動きを見せました。

 『RIZIN.10』の相手は、イアン・マッコール選手。2017年大晦日では、堀口選手がいるバンタム級GPにワイルドカードで参戦し、TKO負け。ただその実力には定評があり、打撃と寝技どちらでも仕留める力を持っている総合力のあるファイター。元UFC所属ファイターということもあり、レベルの高い試合に期待が高まっています。

 その後の質疑応答で、イアン・マッコール選手への対策を聞かれると、「レスリングが強いので、打撃での対処と寝技に持っていかれたときの対処、両方です。日本では、アメリカだと自分のペースで調整できなかった空手を中心に調整してきたいですね」と語った。

いつでも挑戦する気持ちを忘れない

 2017年末にRIZINバンタム級チャンピオンになってから初めての試合になりますが、メンタル面も落ち着いているようで、「何か特別なトレーニングをしたわけではありません。いつも通り毎日練習していました」と、その練習量を垣間見ることもできました。

 さらに試合に挑む姿勢を聞かれると、「チャンピオンになったからチャンピオンだ! じゃなくて、自分は挑戦するという気持ちを常に忘れません。ぜんぶ自分の主導権でやりたい。寝技に持っていかれる前に打撃でKOしたい」と、自信と謙虚さが見えるしっかりとした口調で語っていました。『RIZIN.10』は、スカパー!(スカチャン1)で5月6日(日)14時30分〜完全生放送。フジテレビ系列でも同日19時57分より放送。

編集者からお知らせ

 MELOS編集部では先日、堀口恭司選手にインタビューを敢行! 堀口選手がバイブルとして愛する人気漫画『グラップラー刃牙』と自身の格闘家人生について、たっぷりお話を伺いました。近日公開予定ですので、お楽しみに!

《関連URL》
◎RIZIN 公式サイト http://jp.rizinff.com
◎HALEO表参道 公式サイト http://www.haleoomd.com
◎RIZIN Twitter https://twitter.com/rizin_STAFF
◎堀口恭二 Twitter https://twitter.com/kyoji1012

<Text:松田政紀(アート・サプライ)/Photo:小島マサヒロ>