2025年12月18日

社会人500人に聞いた「劣等感を感じる瞬間」ランキング (2/3)

4位 人間関係が上手く築けない

・人間関係で周りに人が集まるかどうか(20代 女性)
・コミュニケーション能力が高い人を見たとき。職場で自分より随分後に入ってきたのに、周りの人たちと談笑して深い関係を築けていることが伺えたときに、劣等感を抱きます(30代 女性)
・周囲と上手く話せず、他の人たちが雑談などしているときに混ざれずひとりぼっちでいるとき(40代 女性)

職場では人間関係の構築力が目に見えやすく、周囲に溶け込めない状況が続くと「負けた感」「抜かれた感」を抱きやすい傾向が見られました。

3位 キャリアの差を感じる(16.6%)

・仕事において、年下の社員が自分より上の役職に就いたとき(20代 男性)
・何の資格もなく、誰でもできるようなパートをしていること(30代 女性)
・子どもの同級生のママさんが、生き生きと仕事や自由を謳歌している姿に劣等感を感じます。夫が激務のため自分がパートになってキャリアを諦めたため、キャリアアップして輝いているママさんを見ると、自分が劣っているように感じます(40代 女性)

正社員・非正規の違い、昇進スピード、資格の有無など、キャリアにまつわる比較で劣等感を抱く声が集まりました。

家庭事情など第三者の事情で自分のキャリア選択が制限される場合、「望んでも進めない」ことがつらさにつながるケースもあるようです。

2位 仕事の能力で劣っている(20.0%)

・仕事で同期よりも成績が悪かったとき(20代 女性)
・仕事で他人の成果や評価を見たとき。自分との能力差を意識してしまう瞬間に劣等感を抱きます(30代 男性)
・頑張って仕事をしても、他の人にすんなり抜かれたとき(50代以上 女性)

営業成績など、成果が数字で見える環境では比較が避けにくく、劣等感を抱きやすい傾向が示されました。後輩の評価や仕事量の差など、日々の場面で能力差を痛感するという声もあります。

つい自慢やマウントをしてしまう人は、何が目的なのか?その心理を探ると見えてくる“意外なもの”とは

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