社会人500人に聞いた「劣等感を感じる瞬間」ランキング (3/3)
1位 経済力の差を感じる(28.0%)
・相手と話をしていて、旅行に行くなどと聞き、お金に余裕があるのを感じたとき(20代 女性)
・SNSやネットで、明らかに自身より稼いでいる人を見たときに感じます(30代 男性)
・お金がなくて欲しいものや必要なものを買えないタイミングで、知り合いのSNSで「買い換えた」などと見たとき(50代以上 女性)
最多となったのは経済力の差。会話やSNSなど日常的な行為の中で、他人の暮らしぶりや消費行動が見えた瞬間に比較が働き、劣等感が刺激される実態が浮かび上がりました。

劣等感を感じる相手は「友人」が最多
「劣等感を感じる相手」として最も多かったのは「友人(16.4%)」で、続いて「職場の同僚(11.8%)」「仕事ができる人(9.4%)」「同世代の人(9.0%)」となりました。
・同級生に感じることが多いので、SNSは極力見ないようにしている(30代 女性)
・同級生や元同期など近い存在と比べがちだけど、自分は自分だと思うようにする(40代 女性)
・自分よりも経験が豊富で、物事をスムーズにこなす人に対して劣等感を抱くことが多いです。ときに自分と同じ年齢層で成功している人に対してよく感じます(20代 女性)
・自分より優秀と評価されている年下(20代 男性)
・ハキハキしてコミュニケーション能力の高い人が羨ましすぎて、自分も自己啓発本を読んだりして克服に努める(30代 女性)
友人や同僚など、身近で属性が近い相手ほど比較が起こりやすいことがうかがえます。また、SNSが引き金になるケースも多く、「見ないようにする」という対処も複数挙がっています。
劣等感が成長につながった人は38.6%
「劣等感が成長につながった経験はありますか」という質問では、「ある(38.6%)」が4割近くにのぼりました。
努力で埋められそうなテーマ(仕事の能力など)に劣等感を抱く場合は成長へ転化しやすい一方、経済力やキャリア、容姿やライフステージなど、本人の努力だけでは変えにくい領域での劣等感は、成長につながりにくい傾向が示されています。
【調査概要】
調査対象:社会人の男女
調査期間:2025年10月17日~18日
調査機関:自社調査( https://bizhits-websaiyou.com/1248 )
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性358人/男性142人)
回答者の年代:20代 22.6%/30代 34.6%/40代 25.4%/50代以上 17.4%
<Edit:編集部>








