ウェルネスフード
2025年12月23日

ワクチンだけに頼らないインフルエンザ対策とは?医師も注目する「意外な飲み物」 (2/2)

ワクチン接種と「腸内環境を整える」を組み合わせるがベスト

この研究結果は、ワクチン接種に加えて、日常生活の中で自然免疫を意識したセルフケアを取り入れることが、感染対策の一助になる可能性を示唆しています。

自治医科大学 医学部の医学博士である間藤卓教授は、免疫力を高める食生活のポイントについて、次のようにコメントしています。

インフルエンザワクチンの効果をより高めることが期待される食べ物の共通点のひとつが、腸内環境を整える働きです。海藻やきのこ、ヨーグルトなどもNK細胞の活性を高めるという報告があります。ワクチン接種後だけでなく、接種前から、できれば日頃から意識的に食事に取り入れることが大切です。

セルフケアというと、特別な食材や方法を探したくなりがちですが、間藤教授は「珍しいものを無理に探す必要はない」とも指摘しています。

安全性や入手のしやすさ、継続しやすさを考えたうえで、日々の食生活を少しずつ整えていくことが重要だといいます。

インフルエンザが流行する今の時期こそ、ワクチン接種とあわせて、自然免疫を意識した生活習慣を見直す良い機会といえるでしょう。

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<Edit:編集部>

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