ポテトサラダを食べると「幸せホルモン」が増える?キユーピーらの研究で判明した意外な事実
食卓の定番おかず、ポテトサラダ。実は、食べることで「幸せホルモン」が増える可能性があることをご存じでしょうか。
デリア食品株式会社とキユーピー株式会社が共同で行った研究により、ポテトサラダを食べた後に、「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンの唾液中の量が増加することが分かりました。
さらに、ポテトサラダの「食感」によっても違いが見られたといいます。
ポテトサラダを食べると「幸せホルモン」が増加?
オキシトシンは、脳内でつくられるホルモンの一種で、人との触れ合いやコミュニケーションなどに関係することから、「幸せホルモン」「愛情ホルモン」とも呼ばれています。
安心感やストレス反応などとの関連が研究されている物質です。
今回、デリア食品とキユーピーは、ポテトサラダを食べることが感情や体の反応にどのような影響を与えるのかを検証しました。
研究では、ポテトサラダを食べる前後の唾液中オキシトシン量を測定。また、食感の異なるポテトサラダや蒸しじゃがいもとの比較も行いました。
その結果、ポテトサラダを食べた後は、平常時と比べて唾液中のオキシトシン量が増加することが確認されました。

この結果から、ポテトサラダを食べることが、幸福感に関係する生理的反応を引き起こす可能性が示唆されています。
ただし、オキシトシンの増加が、そのまま幸福感の向上を意味するわけではありません。
「ふんわり」「なめらか」なポテトサラダほど増加
さらに興味深いのが、ポテトサラダの食感による違いです。研究では、食感の異なるポテトサラダを比較したところ、次のような傾向が確認されました。

- 「ふんわり」「なめらか」な食感:唾液中のオキシトシン量が比較的多い
- 「ごつごつ」「ぼそぼそ」した食感:上記と比べてオキシトシン量が少ない
つまり、同じポテトサラダでも、口当たりの違いによって体の反応が変わる可能性があるということです。

ポテトサラダのおいしさは、じゃがいもの風味や味付けだけでなく、口に入れたときの食感にも左右されます。
今回の研究結果は、こうした食感が、食事による心地よさや幸福感に関係している可能性を示すものといえそうです。
一方で、今回の発表では、研究の参加人数や測定値の詳細などは示されておらず、ポテトサラダを食べれば必ず幸福感が高まるとまでは断定できません。
それでも、何気なく食べている身近なおかずに、気持ちを満たすヒントが隠されているというのは興味深い発見です。
今回の研究成果は、2026年3月16日~18日に開催された「第21回日本感性工学会春季大会」でポスター発表されました。
<Edit:編集部>
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