フィットネス
2022年11月17日

一般ランナーとサブスリーランナーの間にある「3つの壁」とは? (2/2)

速いランナーはトレーニングも本番を想定している

こういったデータがあると、トレーニングの「時間」や「距離」を増やそうと考える方が多そうですが、やみくもにトレーニングをすればいい訳ではないことも分かっています。

ランニングペースの平均値を見た結果、フルマラソンの完走タイムが速いランナーほど、普段のトレーニングのペースも速い傾向にあることが判明。

ランニングペース(週平均)のグラフ

このほか、昨年、都内で開催された国内最大のマラソン大会の同日に、同じコースを走ったランナーのSTRAVA上のデータを分析したところ、10km前後や18km前後でペースが大きく乱れる傾向が見られました。

この距離前後にペースの乱れを抑えるよう意識するのも、エリートランナーへの近道かもしれません。

ラップタイムのグラフ

この「ランナーの3つの壁」を意識して、タイムアップを目指してみてはいかがでしょうか。

<Text:辻村>

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