睡眠を解析してトレーニングメニューを提案。ポラール、新型フィットネスウォッチ発売
ポラール・エレクトロ・ジャパンは7月19日、GPSを搭載したフィットネスウォッチ「Polar Ignite」(ポラール・イグナイト)を発売しました。
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トレーニング効率をサポートする機能が満載
カラダづくりをしている方々にとって重要なのが、自己管理。自分がどういった目標をもって、それにどれだけ近づいているのか、そして自身のカラダの調子がどうなっているのかを視覚的に確認したいですよね!
「Polar Ignite」はGPSを搭載しているので、ランニングなどの屋外スポーツでもその真価を発揮します。たとえば、距離、スピード、平均速度などの計測が可能なほか、トレーニング終了後には、専用アプリやパソコンへデータを同期し、ルートの確認や走行距離などを確認することも可能です。
また、ユーザーの走力を数値化するランニングインデックス、ユーザーに合わせてレースに向けたトレーニングメニューを作成するランニングプログラムなど、同社が提供する人気機能を搭載していることもうれしいポイントです。
睡眠や心拍の計測機能も充実
同社では、心拍計測技術と分析ノウハウを長く蓄積してきたこともあり、「Polar Ignite」でもそうした技術が活かされています。心拍計測には光学式心拍センサーが使用されており、ユーザーの心拍数を24時間計測。しかも、心拍の計測結果と睡眠やトレーニングを組み合わせることで、より有益な情報を提供してくれます。
たとえば、睡眠中やトレーニング中に計測した心拍数や心拍変動をもとに、量や質を分析。自律神経の状態やメンタル面も含めた疲労回復状況を導き出してくれます。睡眠による回復具合は6段階に分けられており、解析結果をもとに、次の日のトレーニングメニューを提案してくれる点も特徴です。
ほか、呼吸にもフォーカス。ディスプレイの表示を見ながら息を深く吸ったり吐いたりを繰り返すことで、睡眠前に副交感神経を高め、睡眠の質を改善できるエクササイズ機能が搭載されています。呼吸エクササイズはメニューから常時実行できますが、睡眠分析で必要と判断されたときは、特別にアラートで知らせる機能も搭載されているので、よりよい睡眠に向けたパートナーになりそうです。
Polar Igniteは、 ブラック・ホワイト・イエローの3色展開で、本体にはカラータッチディスプレイを搭載。30メートルの防水性能もついて、希望小売価格は税別27,800円となっています。
<Text:辻村>