アスリート向けSNS「Strava」登録者数が5000万人突破。アクティビティは累計30億件超え
アスリート向けのSNSを展開するSTRAVA,Inc.が5日、2009年の同社創業以降、30億件のアクティビティがシェアされたことを発表。また、Strava(ストラバ)への登録者数が5000万人を突破したことを明らかにしました。
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世界的に広がる健康志向の流れ
健康志向の流れ、そして運動に対するモチベーションの高まりは世界的な傾向と見てよさそうです。同社によれば、ここ13か月で新たにStravaに投稿されたアクティビティ件数は、およそ10億件を超えたそう。同社は2009年創業で、累計30億件突破ですので、いかに直近の同SNS利用者数やアクティビティ数が急増しているかが見てとれます。
ちなみに、Stravaのコミュニティは、毎月約100万人のペースで成長しているとも伝えられています。この成長スピードに伴って、投稿されるアクティビティ件数も急増。2019年11月には、毎週約1900万件もの莫大な数のアクティビティがシェアされていたことも分かっています。
女性アスリートの数も急増中
こうした成長を支える背景には、女性ユーザーのアクティブ化も目立ちます。同社によれば、10億〜20億アクティビティの時代、そして20億〜30億アクティビティ、つまり以前と直近を比較した場合、女性による投稿は59%、ランナーによる投稿は46%、そして米国外からの投稿は41%、月平均で増えたそう。
こうしたStravaユーザー層拡大の背景には、同SNSのユーザー・エクスペリエンスの高さもありそうですが、STRAVA共同創設者 & CEOであるマイケル・ホーヴァス氏は、今後について「今後も皆様がモチベーション高くアクティブライフを過ごすためのイノベーションをどんどん開発して参りたいと思います」とコメントしており、さらなるサービス拡大にも期待が高まります。
<Text:辻村>