アスリート向けSNS「Strava」がアップデート。目標設定機能の向上、標高の調整も可能に
195か国以上から6,000万人のアスリートが参加するSNS「Strava(ストラバ)」。19日(水)に配信された最新アップデートでは、目標設定機能が進化したほか、標高調整機能が追加されました。
自身の目標を設定し、進捗を管理
進化した目標設定機能では、Stravaアプリ上でスポーツのタイプ、頻度(毎週・月間・年間)に加えて、自分の目標とする距離や時間、標高が設定可能に。アプリ上で進捗も確認することができます。
スポーツを続ける上でモチベーション維持は大切なこと。事実、Stravaがユーザーアクティビティ記録をもとに集計・分析した「Year in Sports 2019」では、2019年1月に目標設定したアスリートが、9か月経っても95%が運動を継続するなど、アクティブに運動を続けている傾向が見て取れます。
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モチベーション維持において、目標設定がいかに重要か分かりますね。
より正確な標高設定が可能に
最新のスマートフォンやスマートウォッチの多くは気圧計を内蔵しており、自動で標高を計測することが可能です。
しかし、何らかの理由でデータが不正確になると、ユーザー側としては困りもの。これまでStravaではユーザー側で標高設定が出来ませんでしたが、最新アップデートで対応。ベースマップの標高情報を使用することができるようになりました。
誤った標高データを発見した際、アクティビティ詳細ページ右上の「・・・」アイコンをタップし、「標高を調整」をタップすることで、異常な数値になっていた標高データが、正常な標高に修正されます。
有益なアップデートを継続的に配信し続けるStrava。今後の動向にも期待です。
<Text:辻村>