2020年12月9日

アップルのフィットネス定額サービス「Apple Fitness+」、14日から米国など海外6か国でスタート

 米アップルは現地時間8日(火)に開催したスペシャルイベントの中で、フィットネスのサブスクリプション(定額)サービス「Apple Fitness+」を14日(月)からスタートすると発表しました。

まずは6か国からサービススタート

 「Apple Fitness+」は、月額9.99ドル、年額79.99ドルを支払えば、同社専属トレーナーが提供するワークアウト動画を無制限に視聴できる新サービスです。

 サービスの概要は9月に発表。ユーザーは、ヨガや自転車、高強度のインターバルトレーニング(HIIT)、ウォーキングやランニング、筋力トレーニング、体幹トレーニングの動画を、いつでも、どこからでも、iPhoneやiPad、Apple TVの専用アプリから視聴可能です。

 ワークアウト中の心拍数や消費カロリー、ペースをはじめとした健康データは、ユーザーのApple Watchを介して計測され、Apple IDを連携することで、フィットネス視聴画面にも表示されるので、リアルタイムに自分の身体の状態を確認しながらトレーニングに打ち込むことが可能です。

 ワークアウトは、10分、20分、30分、45分から運動時間が選択可能で、ほとんどのワークアウトで専用トレーニングマシンなどは必要なし。手軽に始めることができます。

 提供されるワークアウトのフレッシュさも魅力で、毎週新たなインストラクターやコンテンツが追加。初心者向けの基礎を教えるレッスンも展開されるので、HIITやヨガをこれから始めようという方も、安心して受講可能です。

 残念ながら、14日(月)時点でサービスが展開されるのは、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、イギリス、アメリカの6か国。日本での展開時期については言及されていませんが、期待して待ちましょう。

<Text:辻村>