2021年9月10日

のむヨーグルト、「たんぱく質を摂りたいから飲む」派が割といる

 ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社は、「のむヨーグルトの喫食状況」に関するアンケート調査を実施。この結果、若年男性の4人に1人が「たんぱく質摂取」目的にのむヨーグルトを飲んでいることなどが判明しています。

年齢・性別で異なる「のむヨーグルト」に対する意識

 今回のアンケート調査は、数か月に1回以上の頻度でヨーグルトを食べる(固形タイプ以外の飲むタイプも全て含む)全国の男女1000名に対して実施。

 同調査は定期的に実施されているものですが、「ヨーグルト」の喫食頻度・量が増加した人は、全体の38.2%にのぼりました。

 その38.2%の中で「のむヨーグルト」を飲む頻度・量については、「増えた」と答えた人が63.8%となっています。性年代別では、男性20代は「増えた」という人が79.0%と8割弱。全年代でトップの数値を叩き出しています。

 注目を集める「のむヨーグルト」ですが、一体どのような理由で愛用されているのでしょうか?「のむヨーグルト」をもっとも飲用している男性20代に尋ねると、4人に1人(27.5%)が「たんぱく質を摂取するため」に「のむヨーグルト」を飲んでいることが判明。この割合は、全年代を通じても男性20代がもっとも高い結果となっています。

 ちなみに「のむヨーグルト」を飲用する男性20代が「のむヨーグルト」を飲むタイミングは「朝食」が最多で52.9%。

 また、どんな場面で「のむヨーグルト」を飲むことが多いのか尋ねたところ、「トレーニング・運動後」と回答した人の割合(15.7%)が、全体(5.7%)に比べて約3倍に達することが分かっています。

 昨今、健康意識の高まりとともに注目を集めるたんぱく質。筋肉をつくる重要な栄養素であることから、「たんぱく質の摂取」を目的に「のむヨーグルト」を積極的に飲む20代男性の実態が浮き彫りとなっています。

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【調査概要】
調査期間:2021年6月3日(木)~4日(金)
調査方法:インターネット調査
調査対象:数か月に1回以上ヨーグルトを食べる人 1000名
性別:男性 500名・女性 500名
年代:20代250名・30代250名・40代250名・50代250名

<Text:辻村/Photo:Getty Images>