
プロトレーナーが選ぶ!「家でできる一番痩せる運動」はこれだ! (3/3)
藤本トレーナーが選ぶ、サーキットトレーニングメニュー
ここからは、実際にサーキットトレーニングの実践をお届けします。
スクワット
1.足を腰幅に開き、つま先は膝と同じ向きにする
2.お尻を後ろへ突き出すように、股関節から折り曲げる
3.太ももが床と平行になるまで下ろしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻る
鍛えられる部位
・大臀筋
・大腿四頭筋
・ハムストリング など
実施回数
15回×3セット
ゆっくりもも上げ
1.その場でまっすぐ立つ
2.膝を高く上げ、衝撃がないようにゆっくりと足を床に着地させる
3.これを繰り返す
慣れてきたら、腕も同時に大きく振るようにしましょう。上半身の動作を入れることで、固くなった肩まわりをほぐして軽くする効果も期待できます。
見かけによらず、下っ腹への負荷も大きいため、やり過ぎると筋肉痛が激しくなります。翌日以降の生活に支障が出ない範囲で、無理なく行いましょう。
実施回数
1セット30回×5〜10セット。※セット間の休みは30秒程度
クランチ
1.仰向けで膝を軽く曲げ、手は頭の後ろで組む
2.腹筋を意識し、上半身を丸めながら起こしていく
3.上体を起こし終わったら、腹筋を意識しながらゆっくりと戻していく
実施回数
15回×3セット
鍛えられる部位
・腹直筋
スーパーマン
1.うつ伏せの状態で手と足を伸ばす。手と足は開き過ぎないように注意!
2.手足を浮かせて、キープする
実施時間
20秒
トレーニングのポイント
・手足の幅は広げすぎず、力まないようにする
・腰の反りすぎと、アゴの上げすぎに注意!
鍛えられる部位
・僧帽筋
・広背筋
・脊柱起立筋
・臀筋
ディップス
1. 両手でディップスバーを握り、カラダを持ち上げる。脚はまっすぐ伸ばすか、ヒザを曲げて後ろで組む
2. ヒジを曲げながらカラダを下ろしていきます。ヒジと同じ高さくらいになるまで肩を下ろす
3. 限界まで下ろしたらヒジを伸ばしていき、元の姿勢に戻る
上記の動作を繰り返しましょう。
実施時間
10回を目安に2~3セット
鍛えられる部位
・肩の筋肉である“三角筋(前部)”
・上腕の裏側にある筋肉“上腕三頭筋”
・胸の筋肉“大胸筋”
また、肩甲骨周辺にある小さな筋肉群“インナーマッスル”などを刺激し、肩の関節まわりの安定性を高める効果も期待できます。
タオルロウ
1.肘を伸ばし、膝を曲げずに、前傾姿勢になる
2.タオルを伸ばして持ち、左右交互にひねっていく
3.腰の位置までタオルが上がるとき、視線は手と同じ方向へ向ける
実施回数
20秒×3セット
鍛えられる部位
・脊柱起立筋
・腹斜筋
執筆&監修者プロフィール
藤本千晶(ふじもと・ちあき)
女性の体型改善専門パーソナルトレーナー、オンラインダイエットコーチ。保有資格CSCS*D、スポーツ科学修士。仙台大学大学院修士課程修了後、アスリートのトレーニングコーチなどを務める。2018年からフリーランスとなり、栃木県宇都宮市で女性の体型改善専門パーソナルトレーナーとして活動。クライアントの年齢による体型の変化と、健康の悩みに日々向き合いながらも、ブログやSNS、メディアでの情報発信、オンラインビデオコースの作成を通じて、多くの女性に貢献している。NSCAジャパン北関東アシスタントエリアディレクターとしても活動。地域のパーソナルトレーナーにスキルアップの機会を作る企画・運営も務める。
オフィシャルHP:http://scoprire.jp
Instagram:https://www.instagram.com/chiakifujimoto/
<Text:藤本千晶>