2018年11月6日

目標は“サブ5”。40代、おっさんたちの初フルマラソン挑戦記 (2/3)

地元の応援に励まされながら、ゴールを目指す!

 いよいよ、「水戸黄門漫遊マラソン」の当日を迎えました。

▲水戸黄門漫遊マラソンの日は、快晴! 絶好のマラソン日和に

 水戸市・三の丸庁舎広場をメイン会場として、市内コースをランニングする42.195㎞のコースです。朝9時の号砲を合図に、マコト君とツトム君を含む、1万3000人以上のランナーが、国道50号線を、ゴールに向けて飛び出していきました。

 1キロを6分ペース、途中トイレ休憩を含めて、5時間切り(サブ5)を目指すマコト君について走った私は、10月末にしては暖かい気温(20度)を気にしながら、併走しました。

▲号砲一発! 同級生を含む1万3,000人のランナーが、一斉にスタートしました

▲黄門様もお出迎え! コースには、控えおろう偉大なる光圀公も、ランナーを見守ります

 10キロ、ハーフ(21キロ)と、ここまでは走ったことのあるマコト君でしたが、完走のポイントは後半の余力にアリ! 前半から発汗量が多かったマコト君の身体から、暑さも手伝ってか、徐々に体力を削いでいきました。

 30キロちょい手前で、脚がつりそうになったマコト君は、立ち止まってはストレッチを行って再び走り出すシーンも多くなり、だんだんと辛くなってきた様子。

▲立ち止まってはストレッチを繰り返すマコト君。辛そうな表情を浮かべることも、多くなってきました

 それでも、地元の応援に励まされ、水戸ならではの“給食”、納豆菓子にも助けられながら、35キロを走り切り、最後の景勝スポットである千波湖に突入したのでありました。

▲「がんぱっぺー!」と茨城弁の暖かい声援!

▲地元の名産、水戸納豆を使った一口サイズの“給食”納豆菓子も、ランナーに活力をもたらします

 羽を揺らして応援してくれている白鳥の姿もむなしく、マコト君は、ついに脚を止めて歩きはじめてしまいました。

 わずかに備わるエネルギーを、残り2キロで使い切ることを決めていたマコト君は、ウォーキングをプラス思考で捉え、今は我慢の時とばかりに、歯を食いしばって水戸市街に歩を進めていきました。

▲39キロ地点。歩きはじめてしまったマコト君! 今は、ゴールまで一歩一歩、脚を運ぶのみ

 そして、40キロ過ぎ。何とか脚を前に運びゴールに向かってランを再開。41キロ過ぎの“激坂”も、何とか上り切ったマコト君は、いよいよ、ゴールゲートに向かってまっしぐら!

▲41キロ通過。さぁ、後は、ゴールテープを切るまで、余力を振り絞って走る&走る!

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