2019年4月26日
ハードルと私│寺田明日香の「ママ、ときどきアスリート~for 2020~」#24 (2/3)
復帰後、自分に課した最初の課題
前回の記事では、6年ぶりの100mのレース出場について書きましたが、100mHのレースも、もちろん2013年以来、6年ぶりとなりました。
昨年末に7人制ラグビーから陸上競技への再転向を決め、現在コーチをしてくれている高野大樹さんのもとでハードルを跳びはじめたのが11月下旬。そこから約4〜5ヶ月の期間でどこまで走れるようになっているのか、どんな課題が見えて来るのかを試す機会となりました。
また、私は昨年陸上選手ではなかったため、当たり前ですが、昨年度の公式タイムがありません。なので、日本グランプリシリーズ(国内のトップ選手たちが出場するレース)や日本選手権等の出場権を持っておらず、各大会に出場するためには標準記録を突破する必要がありました。
100mHの日本選手権A標準記録は13秒70(期間内にA標準を上回るタイムで走れば、出場権を獲得できるのです)。「チームあすか」のなかでは、まずはそのタイムを早い段階で突破しておくことが必要だよね、という目標を立てていました。