2020年2月21日

速報:発売日は3月1日に決定、NIKE厚底シューズ「アルファフライ ネクスト%」。3万円、購入条件はNRCアプリでのフルマラソン完走タイム

 NIKE(ナイキ)は2月21日、先日発表して大きな話題となった新型ランニングシューズ「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%(Nike Air Zoom Alphafly NEXT%)」(以下、アルファフライ ネクスト%)を3月1日(日)より発売開始することを明らかにしました。

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「これまで採用してきた『ズームX フォーム』と『カーボンファイバープレート』に加えてどんなツールを使うと、今まで以上にアスリートの求めるものを提供できるか。いつくかオプションを考えて試した結果、 『ナイキ ズームエア ポッド』が最適だったのです。『ナイキ ズームエア ポッド』はエネルギーリターンが高いのが特徴で、フォームよりも耐久性に優れています。その結果、シューズ自体の耐久性も高くなり、前モデルのヴェイパーフライ ネクスト%よりも長くクッション性や反発性が持続するようになしました」(NIKE ブレット・ホルツ氏)

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進化した「アルファフライ ネクスト%」、その特徴とは?

 「アルファフライ ネクスト%」は、現在マラソン界を席巻し、大きな注目を集めている“厚底シューズ”の新世代モデル。MGCや箱根駅伝で好成績を残したランナーたちがこぞって履いていた、前モデル「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」からさまざまなアップデートがなされています。

 大きな特徴として挙げられるのが、前足部に搭載された2つの「ナイキ ズームエア ポッド(Nike Zoom Air Pods)」。クッション性やエネルギーリターンの向上を目的に、NIKEを代表するテクノロジーでもある「ズームエア」を搭載しました。

 また「ヴェイパーフライ ネクスト%」と同様に、ZoomXフォームやカーボンファイバープレートを搭載していますが、その前モデルからよりアップデートされたものになっているとのこと。なお、カーボンファイバープレートは、1枚のみ。ソールの厚さは40mm以下で、オフセットはヴェイパーフライ NEXT%から変わらず8mmとなっています。アッパーには、非常に優れた通気性を持つアトムニットを新採用しています。ちなみに、ヴェイパーフライ ネクスト%のアッパーには、ヴェイパーウィーブという素材が使用されています。

発売は3月1日。購入条件あり

 「アルファフライ ネクスト%」は、3月1日(日)より、NIKEが提供しているランナー向けスマホアプリである「NRCアプリ」で特別先行販売を開始します。

 ですが、エリートランナー向けに作られたこのプレミアムシューズ。購入にあたって条件があります。

 購入条件は以下の通りです。

【先行販売の概要】

▼対象者
2018年2月27日12:00PM〜2020年2月27日12:00PM(日本時間)の期間に、NRCアプリを利用し、フルマラソン(42.195km)の距離を下記の規定タイム内で完走した記録のある方

▼エントリー期限
2020年2月27日(木)午後12時まで。

▼規定記録
男性:フルマラソン2時間50分以内
女性:フルマラソン3時間40分以内

▼応募ページ
https://www.nike.com/events-registration/event?id=133389

《備考》
※エントリーと記録達成の順序は問わない。
※エントリーとNRCデータが同一のナイキプラスメンバーアカウントのものであることが条件となる。
※エントリーは、一人1回に限る。
※マニュアルエントリーは対象外。
※不正エントリーが発覚した場合は対象外。
※2020年3月1日にNRCアプリより上記条件を満たしている応募者に対して購入の案内が行われる。
※在庫数には限りがあり、購入は先着順となる。必ず購入できる事を約束するものではない。

 現時点で、規定の記録を達成できていなくても、対象期間である2月27日までに記録を達成できればエントリーは可能となっています。サイズ展開は、メンズは24cm〜31cm、ウィメンズは22cm〜29cm。価格は、30,000円(税別)。

 また、今回のNIKEの発表では「特別先行販売」となっているのも非常に気になる点。現時点で今後の販売展開は明らかになっていません。なお、2月27日(木)からは、ナイキ原宿にて「アルファフライ ネクスト%」の展示がスタートすることになっています。

追記:先程、NIKEメンバー宛に配信されたメールによると「※販売情報のお知らせは、一般販売の前にもメールでお知らせします。」という記述がありましたので、後日、一般販売も行われるようです。

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[お詫びと訂正]初出時、価格についての記述に誤りがございましたので、訂正いたしました。

<Text:編集部/Photo:Getty Images、NIKE>