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ハンズフリーで脱ぎ履きできる、新型シューズ「NIKE GO FlyEase」の“履き心地”とは。脳性まひの青年がきっかけで誕生した技術「フライイーズ」が進化 (1/2)

 NIKE(ナイキ)から、ハンズフリーで脱ぎ履きができる「NIKE GO FlyEase(ナイキ ゴー フライイーズ)」というシューズが発表されました。このシューズのキーテクノロジーである“フライイーズ”は、NIKEが10年近く取り組んできた技術。開発のきっかけとなったのは、1人の青年からの手紙でした。

 NIKEが挑み続けるこの技術の歴史を振り返りつつ、ひと足早く履くことができた「ナイキ ゴー フライイーズ」の速報レビューをあわせてお届けします。

脳性まひの青年からの手紙がきっかけ。「フライイーズ テクノロジー」とは

 ナイキ フライイーズ テクノロジーは、ランニングシューズ、バスケットボールシューズ、サッカースパイクやライフスタイルシューズなどに採用されています。ランニングシューズであれば「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%」や「ナイキ エア ズーム ペガサス37」といった人気モデルのフライイーズバージョンが展開されているので、フライイーズ テクノロジーを体験したことのあるランナーの方もいるかもしれません。

▲ナイキ エアズーム テンポ ネクスト% フライイーズ

 「ナイキ ゴー フライイーズ」に使われている仕組みは、現在展開されているシューズに採用されているものとは異なる新しいもので、ルックスもとてもユニークです。

 フライイーズ テクノロジーがどのようにして生まれたのか。少し振り返ってみたいと思います。フライイーズ テクノロジーの開発は、脳性まひによって手足に障がいがある青年からの手紙がきっかけになったといいます。

 その手紙には「私の夢は、毎日誰かにシューズの紐を締めてもらわなくてはいけないという心配をせずに、自分の好きな大学に進学することです。私はこれまでずっとナイキのバスケットボールシューズを履いてきました。歩くために足首の支えが必要なので、このタイプのシューズしか履けないのです。16歳になり、私は自分一人で洋服を着ることはできますが、今でも親にシューズの紐を締めてもらわなくてはなりません。自分で自分のことを全てできるようになりたいティーンエイジャーとして、これはとても不満に思うと同時に、時に恥ずかしくも感じています」と書かれていたそうです。

 手紙を受け取ったデザイナーのトビー・ハットフィールド氏は、手紙を書いた青年の要望にかなう試作品を開発して青年に届けました。それが2012年のことです。

▲トビー・ハットフィールド氏(写真左)と手紙を書いたマシュー・ウォルツァーさん

 それから3年後、2015年にフライイーズ テクノロジーを搭載したバスケットボールシューズ「レブロン ソルジャー 8 フライイーズ」が発売され、以降、片手、もしくは手を使わずに脱ぎ履きができるシューズは、多くの人をサポートしてきました。

▲左写真:レブロン・ジェームズ選手とウォルツァーさん/右写真:レブロン ソルジャー 8 フライイーズ

次ページ:しっかりとした安定性&クッション性を感じる。ウォーキングシューズやランニングシューズの履き心地に近い印象

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