2023年4月25日

【春バテ】症状チェックリスト│原因と対策は? (2/2)

春バテ予防のために見直したい3つのポイント

春バテ対策のために、

  • 良質な睡眠をとる
  • 1日3回バランスのよい食事を摂る
  • 「〇首」を冷やさない

という3つのポイントを意識して実践しましょう。

1)良質な睡眠をとる

質の良い睡眠をとることで、疲労回復・自律神経のバランスを整えるなどのメリットが期待できます。

良質な睡眠をとるために、

  • 夕食は就寝の 3 時間前までに済ませる
  • 目元を温める
  • 温かい飲み物を飲む

などのことを実践することがおすすめです。
疲労回復のために、寝る前ノンカフェインの栄養ドリンクを飲むのもよいでしょう。

寝だめはNG!

寝だめをすると、体内時計が狂う・自律神経が乱れるなどの恐れがあります。
休日も平日と同じ時間に起床し、寝だめしないようにしましょう。

起床後は、カーテンを開けて朝日を浴びてください。
体内時計・自律神経が整うと考えられています。

2)1日3回バランスのよい食事を摂る

バランスの良い食事を摂ることで、交感神経が整い、春バテを対策できる可能性があります。

栄養バランスの取れた食事の基本は、

  • 主食
  • 主菜
  • 副菜

を摂ることです。
また、きちんと食事をすることで、心に余裕が生まれます。
そのため、春バテを解消するために食事を見直すことは大切言えるでしょう。

おすすめの栄養素

栄養素名 働き 食品例
ビタミンA 副交感神経を整える働きをする ・緑黄色野菜
・豚肉
・鶏肉
・卵
ビタミンB1 自律神経に作用する ・カシューナッツ
・豚肉
・卵
・玄米
・にんにく
ビタミンC ストレス軽減のホルモンの生成を促す ・みかん
・イチゴ
・キウイ
・ブロッコリー
ビタミンE 自律神経を整える ・アーモンド
・ほうれん草
・くるみ
・大豆製品
カルシウム イライラや不安を抑える ・大豆製品
・乳製品
・小松菜
・小魚
トリプトファン 幸せホルモンセロトニン分泌を促す ・ピーナッツ
・バナナ
・納豆
・チーズ

食事のポイント

食べるときは、よく噛むことを意識してください。1口30回ほどが目安です。
噛む動作によって、脳は安らぎを感じると言われています。

3)身体を温めて血行をよく「〇首」を冷やさない

冷え対策をすることで、自律神経のバランスが整いやすくなります。

外出の際には、

  • 手首
  • 足首

など「首」がつく部分はできるだけ冷やさないようにしましょう。
カーディガンやストールなどを持ち歩く・38~40℃のお風呂に 10~20 分つかるなどを行い、〇首を冷やさないように意識してください。

起床時にコップ 1 杯の水を飲むのもおすすめです。
水分補給によって、腸が刺激され動きが活発になり、血流も良くなります。

神田 優
<教えてくれたのはこの人>
神田 優

健康リズムカウンセラー 健康管理能力検定2級(株式会社ミツヤ
健康的に暮らすために知っておきたい体の仕組みや生活習慣について情報発信しています。

<Text:編集部>

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