ウェルネスフード
2024年9月25日
納豆の賞味期限切れ、何日過ぎても大丈夫?食べたら危ない腐敗サインとは[管理栄養士監修]
高タンパクで値段も安く、低カロリーの納豆は、食卓に並ぶことが多い食品のひとつ。そんな納豆ですが、賞味期限が何日切れても食べられるのでしょうか。
「発酵食品だから多少は大丈夫かな」とは思いますが、食べたら危ないサインはあるのかなど、たいや内科クリニック管理栄養士 林 安津美さんに聞いてみました。
納豆は、賞味期限を何日すぎても大丈夫?
おいしく納豆を食べるためには、基本的に賞味期限内に食べることをおすすめします。
具体的に何日すぎても大丈夫かというのは一概には言えません。これは保存状態や納豆の品質によって異なるためです。
そもそも賞味期限とは「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のことを指します。そのため、少し過ぎても食べられることが多いです。
しかし、もちろん腐らないわけではないので、いつまでも食べられるとは思ないようにしましょう。
100人に聞く! 賞味期限切れの納豆、何日までならセーフ?
20~60代の男女100人に、「納豆の賞味期限がどれくらい切れても食べますか?」と聞いてみたところ「2~3日」と「1週間ほど」という意見が多かったです。
腐ってる! 納豆が食べられないサイン
- 黒ずんだり青みがかったりなど、変色している
- カビが生えている
- いつもの納豆と違ったツンとした臭いや酸っぱい臭いがする
- 水っぽくなドロっとしている
このような納豆は、腐敗が進んでいる可能性があります。勿体ないですが、食べずに処分しましょう。
監修者プロフィール
たいや内科クリニック
管理栄養士 林 安津美(はやし あつみ)さん
大学卒業後、JAあいち厚生連で37年にわたり病院の管理栄養士として勤務。その間、豊田厚生病院・安城更生病院の技師長として17年間在籍。2022年5月よりたいや内科クリニックへ入職。病態栄養専門管理栄養士・日本糖尿病療養指導士・腎臓病療養指導士・がん病態栄養専門管理栄養士・和漢薬膳師等の資格を活かし、患者さんの思いを聴き・応え、患者目線でテーラーメイドの医療を届けるよう心掛けている。
<Edit:編集部/取材協力:ミルトーク>