ヘルス&メンタル
2025年3月2日

生きづらさを感じる大人へ。「アダルトチルドレン」6タイプの特徴とは (2/3)

タイプ2 スケープゴート(生贄)

スケープゴートは、家族の気を引くために、家庭内で問題行動を起こしがちです。問題児として扱われたり、非行に走ったりする恐れがあります。

タイプ3 ロストワン(いない子)

ロストワンは、親を刺激しないように、極力目立たないように過ごしたり、自己主張を控えたりします。大人になっても、自己主張することに恐怖感や苦手意識を持っているケースが多いです。

タイプ4 ケアテイカー(世話役)

ケアテイカーは自分の感情を出さず、献身的に家族に尽くそうとします。

面倒見がよくて周囲からの評価は高いですが、自分を犠牲にしてでも家族や人の役に立とうとしてしまいます。

タイプ5 ピエロ(道化師)

ピエロはわざとふざけたりして、恐怖感や悪い空気をごまかそうとします。常に周囲の雰囲気を察知しようとするため、精神的なストレスを抱えやすいです。

また、本当の自分と他人から見た自分のギャップで苦しむことも多いでしょう。

タイプ6 イネイブラー(世話焼き人)

イネイブラーは、必要以上に人の世話を焼いてしまいます。

たとえば、アルコール依存症の人にお金を渡したり、後始末をしたりするなど、過度な手助けにより、かえって依存症を助長することがあります。

イネイブラーは、「自分の評価を上げる」「自分や相手の人生と向き合うことから逃げる」といった目的のために、世話を焼いていると考えられています。

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二次的にうつ病を発症するケースも

アダルトチルドレンの人は、二次的にうつ病などの精神疾患を発症する恐れがあります。

家族や養育者との関係が悪化すると、精神的苦痛や悩みを抱える機会が多くなるため、うつ病や不安障害、PTSD、摂食障害などの精神疾患を発症しやすくなります。

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