
なぜカロリー管理をしてもダイエットに失敗するのか?その理由を管理栄養士が解説 (2/2)
管理栄養士が教える、ダイエットを成功へ導く4つのポイント
神原さん:太りにくく、痩せやすい体を目指したい方は、次のことを実践してみましょう。
ポイント1 1日3食、食べる
痩せやすい体を目指すなら、「1日3食、規則正しく食事を摂る」「夕食は就寝の2~3時間前までに済ませる」ようにしましょう。
欠食すると「次の食事を食べ過ぎる」「血糖値が急上昇する」恐れがあります。脂肪が蓄積され太りやすくなるので、3食きちんと食べましょう。
また、特定の栄養素を摂るのではなく、バランス良く食べることが大切です。その上で、食物繊維、タンパク質を多く含んだ食品を食べるのがおすすめです。
▼食物繊維とタンパク質の働きと食品
栄養素 | 働き | 食品 |
食物繊維 | ・善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える ・便のかさを増し、腸を刺激して便通を促す ・満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを予防する |
・海藻類 ・きのこ類 ・キャベツ等 |
タンパク質 | ・筋肉の元になる ・腹持ちが良く、間食や食べ過ぎを予防する |
・ささみ ・鮭 ・卵 ・大豆製品等 |
ポイント2 水分不足にならないよう意識する
1日1.2Lを目安に、こまめに水分補給しましょう。コップ1杯の水を、何回かに分けて飲むのがおすすめです。
水分不足は、血流を悪くします。血流が悪くなると次のような作用により、痩せにくくなる可能性があります。
水分不足により、血流が悪くなる
↓
細胞に酸素や栄養素が届きにくくなる
↓
筋肉や内臓の機能が低下する
↓
基礎代謝量が低下する
ポイント3 十分な睡眠時間を確保する
毎日6~7時間程度を目安に、睡眠をとりましょう。しっかり寝ることで、「食欲がコントロールしやすくなる」「痩せやすい体になる」働きを期待できます。
睡眠中に分泌される成長ホルモンには、「筋肉の維持・増量」「脂肪を分解」といった働きがあると考えられます。そのため、十分な睡眠時間を確保すると成長ホルモンが分泌され、痩せやすい体になると考えられています。
なお、睡眠不足に陥ってしまうと、食欲増進ホルモンが分泌され、食べ過ぎの原因につながります。
ポイント4 有酸素運動と筋トレをする
筋力トレーニングを20分ほど行った後、有酸素運動を20分ほど行うのがおすすめです。有酸素運動と筋トレを組み合わせることで、痩せやすくなります。
▼運動をするメリットと運動例
運動内容 | メリット | 運動例 |
筋トレ | 基礎代謝量を上げ、消費エネルギー量を増やす | ・スクワット ・腹筋等 |
有酸素運動 | 体脂肪を燃焼する | ・ウォーキング ・サイクリング ・ジョギング ・ヨガ等 |
▼参考
沢井製薬 「糖質」に注意して予防改善!糖尿病
大正製薬グループ その誤解が太る原因!? ダイエットの大誤解
新宿 ヒロオカクリニック 肥満の原因は何か「太るメカニズム」を解説
タニタ 健康的に体重を減らすには
クラシエ 太りにくい食事とは?太ってしまう食事と太らないようにする食事のコツ
一般財団法人 日本消化器病学会 肥満
監修者プロフィール
神原李奈
株式会社Luce・健康検定協会所属、管理栄養士・食育栄養インストラクター。CA(客室乗務員)の仕事をきっかけに、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。大手料理教室の講師の経験を経て、栄養士を目指すことに。栄養士免許を取得後の現在は、現役CAとして世界中を飛び回りながら、栄養士として健康や食に関する情報を発信している。
<Edit:編集部>
※本記事は、mocobe(モコビ)で掲載されていた内容を移管し、加筆・修正したものです。