プロテインで体臭がきつくなる？原因と対策を医師が解説 (1/2)

プロテインが体臭に影響することがあるって、知っていましたか？え、そうなん？まじ？って思いますよね。特に汗をかきやすく、暑い季節の筋トレでは、汗やニオイは気になるもの。

実は、プロテインの摂り方や身体の状態によっては、汗や皮脂のニオイが強くなることがあるんだそう。でもご安心を。原因を知って正しく対策すれば、体臭を防ぐことができます。

プロテインと体臭の関係、そして今日からできるニオイ対策について、美容皮膚科医・久野賀子先生に教えてもらいました。

プロテインで体臭が強くなるって本当ですか？

久野賀子先生：はい、タンパク質を主成分とするプロテインを過剰に摂りすぎると、臭いの原因になる可能性があります。

プロテインの摂取が直接「体臭」を引き起こすわけではありませんが、いくつかの理由でニオイが強くなることがあります。

におい

まず、タンパク質は体内で分解・代謝される過程で「アンモニア」という物質が生じます。このアンモニアは通常、尿などで体外に排出されますが、排出しきれないと汗や皮脂とともに出てしまい、ツンとしたニオイの原因になります。

また、動物性プロテイン（ホエイやカゼインなど）を摂りすぎると腸内の悪玉菌が増えやすくなり、腸内環境が乱れることがあります。これが便やガスのニオイを強くしたり、皮膚を通して体臭に影響することもあります。

さらに、水分不足も一因です。体内の老廃物をうまく排出できないと、体臭が強くなりやすくなります。

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