ウェルネスフード
2025年10月23日

干し柿にはどんな栄養がある?毎日食べるメリットと、食べ過ぎのデメリット (4/4)

干し柿が腐っているかどうかはどうやって見分ける?   粉とカビの見分け方

干し柿は保存性の高い食品ですが、湿気や保存状態が悪いと腐敗やカビが生えることがあります。以下のような状態が見られた場合は、腐敗の可能性が高いため食べないようにしましょう。

  • 表面や断面に緑色・黒色・青色のカビが生えている
  • 異臭がする(酸っぱい、発酵したようなにおい)
  • 手で持ったときにベタつきが強く、糸を引くような粘り気がある
  • カビのようなふわふわした毛羽立ちが見える
  • 味が苦い・酸っぱいなど明らかに異常を感じる

なお、カビではない場合、干し柿の表面に出る白い粉は、乾燥が進むことで表面に出てきたブドウ糖です。これを「柿霜(しそう)」と呼び、品質がよい干し柿の証ともいわれています。

せっかくのおいしい干し柿。腐らせないよう、直射日光と高温多湿を避けて保存しましょう。

監修者プロフィール

小倉 慶雄

金沢駅前内科・糖尿病クリニック院長

所属学会
日本内科学会 認定医
日本糖尿病学会 専門医
日本抗加齢医学会 専門医
日本腎臓学会
日本内分泌学会

経歴
平成21年3月 金沢医科大学医学部医学科卒業
平成21年4月 杏林大学病院 初期臨床研修医
平成26年1月 金沢医科大学病院 糖尿病・内分泌内科学教室
平成30年4月 金沢医科大学病院 助教
平成30年9月 金沢医科大学大学院医学研究科 博士課程修了
令和3年1月 金沢医科大学病院学内講師
令和5年6月 Gran Clinic(石川県金沢市)院長
令和6年10月 金沢駅前内科・糖尿病クリニック(石川県金沢市)院長
※自由診療部門は自由診療部門Granとして併設

受賞歴
日本抗加齢医学会研究奨励賞(2018年度)

<Edit:編集部>

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