【帰省ブルー】実家に帰りたくない!"40代、50代になっても親が嫌い"…どう切り抜ける?
ヘルス&メンタル
2026年1月2日

【帰省ブルー】実家に帰りたくない!"40代、50代になっても親が嫌い"…どう切り抜ける? (4/4)

シチュエーション別! 角を立てずに使える具体的な例文

監修者の湯山卓先生は以下のように語ります。

湯山先生:

私の施術現場でも、ストレスを溜め込みやすい方は「断り下手」であることが多いと感じます。とくに親に対しては、真っ向から否定すると余計に干渉が激しくなる「反発のループ」が起きがちです。

整体でも「急激な圧」より「じわっと逃がす」ほうが体への負担が少ないように、帰省の断り方も「親への配慮(クッション言葉)」+「物理的な理由(事実)」+「代替案」の3段構成で、心理的圧力を逃がすのがコツです。

角を立てない具体的な例文をシチュエーション別に整理しました。

1.もっとも受け入れられやすい!「仕事」を理由にする場合

社会人としての責任を理由にすると、親世代も強く言い返しにくい傾向があります 。

「お正月、顔を見せに行きたい気持ちはやまやまなんだけど(クッション言葉)、どうしても外せないプロジェクトが入ってしまって、2日から仕事なんだ 。今回は日帰りすら難しそうだから、落ち着いた頃にまた連絡するね。」

「行きたい気持ちはある」と最初に伝えることで、拒絶感を和らげます。

2.「健康・体調」を理由にする場合(整体師としても推奨)

40代、50代は心身の曲がり角です。「無理をすると倒れてしまう」というニュアンスを含めるのが有効です 。

「最近、仕事の疲れが溜まっていて、お医者さんからも『この休みはしっかり休養するように』と言われているんだ。長距離の移動が今の体調だと厳しくて……。今年は家でゆっくりさせてもらうね 。」

「疲れやすい」「移動がきつい」と具体的に伝えることで、親側に「無理をさせてはいけない」という心理を働かせます。

3.「家庭・ペット」の事情を理由にする場合

自分の家庭を優先させることは、自立した大人として正当な権利です 。

「今回はペットの体調が不安定で、家を空けるのが心配なんだ 。家族とも相談したんだけど、今年は家で過ごすことに決めたよ。代わりに、実家のみんなで食べてほしいお菓子を送ったから、届いたら教えてね。」

「送るね」という代替案(モノによる親孝行)をセットにすることで、「無視されているわけではない」という安心感を与えます。

4.帰省はするが「宿泊を断る」場合

実家に泊まると逃げ場がなくなります。「別の場所に寝床を確保する」ための例文です。

「久しぶりに会えるのを楽しみにしてるよ。ただ、最近腰痛がひどくて、実家の布団だと朝起き上がるのが辛いんだ。みんなに気を使わせたくないし、近くのホテルを予約したから、夜はそこでゆっくり休ませてもらうね。」

「実家への不満」ではなく「自分の体の問題(腰痛など)」を理由にすることで、親のプライドを傷つけずに済みます。

断る際に大切なのは、「永遠の拒絶」ではなく「今回の選択」であることを強調することです 。

●「今年は」という言葉を添える

「二度と帰らない」ではなく「今年は帰省しない」と限定することで、相手の反発と自分の罪悪感の両方を抑えることができます。

●説明しすぎない

長々と理由を説明すると、親に「そこをなんとかできないか」と反論の隙を与えてしまいます。理由はシンプルに、決定事項として淡々と伝えましょう。

もし、これらを使っても親戚から責められるようなことがあれば、それはあなたの問題ではなく、相手側の問題だと割り切って大丈夫ですよ。

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監修者プロフィール

AGO global株式会社
湯山 卓(世界のアゴタク)先生

・日本小児口腔発達学会学会員
・ORFS口腔機能支援士(認定番号10800号)
・あご体操でうつがみるみる消えていく(河出書房)
・AGOメソッド創始考案者
https://www.agoglobal.co.jp/

<Text:外薗 拓/Edit:編集部>

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