2026年3月1日

父親が嫌いなまま育った人の特徴とは。どんな生きづらさが出やすい? (3/4)

8.怒りの問題を抱えている

父親への怒りが適切に処理されないまま抱え込まれていると、以下のような形で表れることがあります。

慢性的なイライラや、些細なことでの爆発。あるいは逆に、怒りを感じること自体を禁じてしまい、怒りの感情がわからなくなっている場合もあります。

自分に向けられた怒りは、自己批判や自己破壊的な行動として表れることもあります。

9.子育てに困難を感じる

自分が親になったとき、父親との関係の影響が顕在化することがあります。

男性であれば「父親のようになりたくない」という思いが強すぎて、どう振る舞えばいいかわからなくなる。子どもにどう接していいかわからず、距離を取りすぎてしまう、あるいは過干渉になってしまう。または、無意識のうちに父親と同じような関わり方をしてしまっていることに気づいて自己嫌悪に陥ったり、素直に我が子に愛情を示せなかったりすることもあるでしょう。

女性であれば、パートナー(夫)の子どもへの関わり方が自分の父親と重なって、過剰に子どもを庇ったり、子育ての方法を巡って急に不仲になったり…と、それまで不安定ながらも良好と思われていたパートナーとの関係が、子どもの誕生により崩れることも珍しくありません。

このように、健全な父子関係のモデルを持っていないため、自分なりの関わり方を一から構築しなければならない難しさがあります。

10.「普通の家族」へのコンプレックス

父親との関係が良好な人、仲の良い家族を見ると、複雑な感情が湧き上がることがあります。

お友達やきょうだいなど、身近な人の夫婦関係や家族関係は特に刺激になります。

なんで友達夫婦はうまくいってるんだろう…(うまくやれていない自分に対する劣等感)、自分は人を見る目がなかった…(期待や希望が崩れた絶望感)など結婚自体に自信をなくしたり後悔したりというネガティブな感情が湧いてしまうこともあるかもしれません。

羨ましさ、悲しさ、怒り、自分を哀れに思う気持ち——こうした感情が入り混じり、「普通の家族」という言葉に敏感になることがあります。

テレビドラマや映画の「良い父親」の姿に、過剰に反応してしまうこともあるかもしれません。

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11.自分の感情がわからない

父親の前で感情を表現することを抑えてきた結果、自分の感情がわからなくなっていることがあります。感情の麻痺は、自分を守るための防衛機制ですが、長期的には生きづらさにつながります。

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