朝ごはん“食べる派”と“食べない派”、どっちが多い?読者アンケート結果発表
時間がなくて、つい抜いてしまいがちな朝ごはん。あるいは、朝はお腹が空かないからという理由で食べない方もいるでしょう。そんな朝食ですが、「食べないと逆に太る」「食べると胃が休まらない」など、さまざまな説や意見が飛び交っています。そうした学説などはひとまず置いておいて、今回は、実際に皆さんがどのくらい朝食を食べているのか、はたまた抜いているのか、読者アンケートを実施しました。
"ほぼ毎日食べている"が約8割
今回、MELOSのアンケートに答えてくださったのは、合計107名の方々。男女比の構成としては、男性が57%、女性が43%と男性がやや多め。年齢は35歳~45歳がボリュームゾーンです。
さて、早速ですが、「あなたは朝食を食べていますか?」という設問に対して、79人が「ほぼ毎日食べている」と回答。「週4~5回は食べている」という方が5人いらっしゃるので、8割超えは朝食を食べる習慣があるといって良さそうです。
逆に、「まったく食べていない」と答えた方は9人。それぞれ、どんな理由があるのでしょうか?
朝食を食べる理由は
まずは、朝食を食べる派に対して理由を聞いてみると、目立つのは「お腹が空いているから」「健康のため」といった回答。2018年には、名古屋大大学院の研究チームから「朝食を抜くと体重が増えるメカニズムは、体内時計の異常が原因で起きている」という研究成果が発表されましたが、こうした学説を参照している方も多そうです。
「気分」「なんとなく」「習慣」といった声も多く、朝食を食べることがもはやルーティーン化しているという層が一定数いることが分かります。また、一部の方は「基礎代謝が上がる」とも回答。アクティブな1日を過ごすために、朝食は欠かせないものと考えている方もいるようです。
用意されているため(10代男性)
お腹が空いて目が覚めるし、食べないと力が出ない(30代女性)
寝る前からお腹がすいているので(30代男性)
食べ始めてから痩せたので続けてます(40代女性)
朝から運動して仕事するのでエネルギーが必要(50代男性)
朝、サプリメントを飲む際、何も食べないと消化が悪いので(50代女性)
朝食は何を食べている?
さらに、朝食を食べる派の方に何を食べているのか質問してみると、目立ったのはやはり「パン」「ごはん」という回答。健康を意識してか「玄米」といった回答に加えて、日本らしい「納豆」という回答や、「フルーツ」といった答えも多かったです。
中には、「サラダチキン」や「プロテイン」、「豆乳(青汁ブレンド)」というツワモノも。日頃からカラダ作りに努めていることが伝わってきます。
朝食を食べない派の理由は
一方、朝食を食べない派の方々は、どうして朝食を食べないのでしょうか。
目立ったのは、「空腹を感じていないから」「時間がないから」という回答です。やはり、起床してすぐは何も食べられないという層が一定数いるほか、朝食を食べる時間がなくて食べられないという方も多いようです。また、朝食を食べる派と同じく「(食べない理由は)ない」「昔から」など、朝食を食べないことが習慣になっている方もいました。
お腹が空かない ダイエットのため(20代女性)
常に胃腸が活動しており、内臓に負担がかかるから(40代男性)
身体が欲していない(50代男性)
アンケートにご協力いただいた方々、ありがとうございました!
<Text:辻村/Photo:Getty Images>