ウォーキングやランニングが続かない人の「ドラゴンクエストウォーク(DQウォーク)」活用術 (1/2)
Ingress(イングレス)やポケモンGOなど、位置情報を活用したスマートフォンゲーム。2019年9月12日にリリースされた「ドラゴンクエストウォーク」(以下、DQウォーク)も同ジャンルに属し、1週間で500万ダウンロードを突破する人気アプリとなっています。
こうしたアプリは、健康促進の手段としても注目されています。実際、ポケモンGOは「運動のきっかけを与えた」として、スポーツ庁の認定アプリになるほど。では新たに登場した「DQウォーク」は、はたして健康促進に役立つものなのか。リリース当日からプレイを始めた中で感じたメリットと、オススメの活用方法をご紹介します。
DQウォークをプレイするメリット
◆近所を散歩するだけでもゲームが進むので、外出のきっかけになる
「DQウォーク」では、モンスターと戦うことで経験値やゴールドなどを獲得しつつ、章分けされたストーリーを進めていきます。モンスターは頻繁に登場しますが、こちらがタップするまで戦闘にはなりません。各所にHP・MPを40%回復できる“かいふくスポット”があるため、ゲーム初心者でも全滅を回避しながらプレイすることができます。
© 2019 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
“かいふくスポット”は、狭い範囲にも複数点在しています。一度取得しても一定時間が経過すると再取得できるので、全滅しそうになったらしばらく歩いたり、アプリを閉じてプレイを休めば問題ありません。前述の通りモンスターは頻繁に登場するので、遠出しなくてもレベル上げが簡単です。
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また、ストーリーは指定場所に行くことで進められますが、この場所も近隣で自由に決められます。店舗や駅などのスポットが候補としていくつか表示され、その中から自分で選ぶ形です。さらにその場所も、後から自由に変更可能。いつもの散歩コース上、あるいは買い物など、外出予定の場所にあらかじめストーリースポットを決めておけば、いつもの行動範囲で無理なくストーリーを進行できます。
◆歩くほど「マイレージポイント」が貯まり、ゲームを楽しめる
DQウォークで活用したいのが「DQウォークマイレージ」。アイテム購入や武器・防具の取得など、DQウォークは少し課金要素が多いアプリです。しかし「DQウォークマイレージ」を活用すれば、非課金でも十分にゲームが楽しめるでしょう。
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「DQウォークマイレージ」は、戦闘や回復スポットの使用のほか、移動距離に応じてポイントが付与される機能です。そしてこのポイントは、ガチャ(=ふくびき)を回すための「ふくびき補助券」や武器・防具、アイテムなどと交換できます。つまり課金しなくても、たくさん歩けばストーリー進行に必要となるモノを獲得できるのです。ちなみに私も非課金ですが、「ふくびき補助券」によって何度もガチャを回し、高ランクの武器・防具をいくつも保有できています。
獲得ポイントは1週間ごとに上限がありますが、この上限を毎週の運動目標に据えるのもよいでしょう。なお、より効率的にポイントを獲得するために「ゴールドパス」がありますが、こちらは有効期間が7日間、さらにジェム※の消費もしくは課金によるジェム購入が必要です。
※ジェムとは?……クエストやミッションクリアなどで獲得でき、ガチャ、アイテム交換などに使用できます