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2023年7月18日

「明太子は高カロリーで塩分も多い」はただのイメージ! #めんたいこの真実 (1/2)

明太子はカロリーや塩分が気になると思われがちですが、実はそれほど心配する必要はありません。低カロリーで低糖質、さらには高タンパク質やビタミンB1も豊富に含まれており、筋トレ愛好家にとっても注目すべき食材なのです。

本記事では、筋トレ民が注目したい明太子のイイトコロについて、辛子明太子の製造・販売を行っているやまやコミュニケーションズが教えてくれました。明太子の魅力、再発見しにいきましょう!

よくある声「明太子はカロリーが高いから太りそう」

魚卵を使う加工食品の中では低カロリー!

辛子明太子は、100gあたり126kcalのエネルギーを含んでいます。他の魚卵を使用した加工食品と比べると、イクラ(272kcal)、キャビア(263kcal)、からすみ(423kcal)などに比べて低い。

なんとなく高カロリーなイメージがありませんでしたか? 安心してください、結構低いのです。しかも100gあたりの炭水化物は3g。超低糖質です。

一般的に、辛子明太子は痛風や高血圧になりやすいと言われることがありますが、実際は低カロリーかつ低糖質な食材なのです。

よくある声「明太子は塩分が高いから控えるようにしてる」

明太子1本の食塩相当量は、梅干し1個とほぼ同じ

文部科学省が発表した日本食品標準成分表によると、辛子明太子1本(40g)の食塩相当量は2.24g。

これは、種を取り除いた梅干し1個(10g)の2.21gとほぼ同じくらいです。今の時期なら熱中症対策で梅干しを1個食べている人もいるのでは。

大人の1日あたりの食塩摂取量

成人の1日あたりの食塩摂取量の目安は、男性が7.5g未満、女性が6.5g未満とされています。したがって、辛子明太子を1日に1本食べる日があっても、基準値以内の摂取量となります。

もちろん毎日1本とか、頻繁に1本とか、塩辛い食事が多い人は気をつける必要はありますが、思っているより過剰に気にする必要はなさそうです。

むしろ筋トレ民は注目すべき食品かも

良質なタンパク質が豊富

明太子には、アミノ酸スコア100の優れたタンパク質が豊富に含まれています。

消費者庁が定める食品表示基準によれば、「高タンパク」と表示するには、100gあたりのタンパク質含有量が16.2g以上である必要があります。明太子は100gあたり21.0gのタンパク質を含んでおり、この基準を満たしているため、高タンパクな食品に分類されます。

明太子=高タンパク食品は意外でした。

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