
乳酸菌をとりすぎるとどうなる?おならや下痢などは「体に合わない」副作用の症状かも (1/3)
体に良いイメージのある「乳酸菌」ですが、とりすぎると良くないのでしょうか。乳酸菌をとりすぎることによって起きる症状を、管理栄養士で健康検定協会理事長の望月理恵子さんに聞きました。
乳酸菌にも種類があるので、合わない乳酸菌だとおならやガス、下痢、吐き気などの症状に見舞われることも。対処法はあるでしょうか。
乳酸菌とは
乳酸菌とは、糖を代謝して乳酸を生成する細菌の総称です。人間の体にとって有益に作用することから「善玉菌」とも呼ばれています。
腐敗を予防し、保存性を向上させる働きを持つため、発酵食品に活用されています。また、乳酸菌の中には、腸内を酸性傾向にして、悪玉菌の増加を抑制する働きを持つ菌もいます。
乳酸菌に期待できるメリット
- 腸内環境のバランスを整える
- 便秘を解消する
- コレステロール値を低下させる
- 免疫機能の向上
- 乳酸菌によっては、胃炎や胃がんなどの原因となる「ピロリ菌」を除去できる
- アレルギー症状を改善する など
乳酸菌が多い食品
- ぬか漬け
- キムチ
- チーズ
- ヨーグルト
- 納豆
- 味噌
- 醤油
- 日本酒
- 乳酸菌飲料
乳酸菌のとりすぎが体に与える影響とは
乳酸菌のとりすぎによる、体への副反応は起きにくいと考えられます。
「乳酸菌のとりすぎが良くない」というより、「乳酸菌を含む食品のとりすぎに問題がある」と考えられます。
乳酸菌を豊富に含む、漬物・チーズ・乳酸菌飲料を過剰摂取すると、各々に含まれる塩分・糖質などを必要以上に摂取してしまうため、体に悪影響を与える可能性があると考えられます。
塩分、糖質の過剰摂取は、以下を引き起こす原因になります。
- 高血圧
- 動脈硬化
- 肥満等の生活習慣病
善玉菌が多すぎると病気になるのか
基本的に、善玉菌が多すぎることで病気になるとは考えにくいです。
健康な腸内環境は、善玉菌・悪玉菌・日和見菌がバランスよく存在することによって作られます。そのため、もし善玉菌が多すぎる場合は、腸内環境が悪くなり、以下などが起こる可能性はあります。
- 便秘などお腹の不調
- 肌荒れ
ただ、善玉菌が含まれる食べ物を摂取してもすぐに腸内に住みつくわけではないので、「食べ物によって善玉菌が多くなってしまった」ということは考えにくいです。
乳酸菌をとりすぎると、どんな症状が出る?
乳酸菌をとりすぎることで、以下の症状が出る可能性があります。
- 下痢
- 便秘
- 腹痛(お腹がゴロゴロする)
- おならが出やすくなる
- お腹が張る
上記の症状が出る原因としては、乳酸菌をとりすぎたことで、腸内環境が悪化した・腸機能が活性化されたなどのことが考えられます。
また、摂取した乳酸菌が自身の体質に合っていない場合も、このような症状があらわれることがあります。