
腹筋割るぞーって時に「食べてはいけないもの」とは? (1/2)
腹筋を割りたいなら、トレーニングだけでなく食事管理も必要です。どんなに筋トレを頑張っても、体脂肪率が高ければ腹筋の割れ目は見えてきません。
腹筋を割りたい人が「食べてはいけないもの」とは?理由もセットで紹介するので、今日からの食生活に役立ててください。監修は、自身も高い美意識を持ち身体を鍛えている美容外科専門医、SOグレイスクリニック院長・近藤 惣一郎先生です。
腹筋を割るには食事がカギ
筋トレだけでは腹筋は見えてきません。体脂肪を減らすには、日々の食事内容を見直すことが重要です。
食事は体脂肪を落とすうえで欠かせない要素です。ここでは腹筋を割りたい方が意識して避けるべき食品を紹介します。
腹筋を割りたい人が避けるべき食品
体脂肪を減らすには、カロリーだけでなく栄養の質にも目を向ける必要があります。脂肪を溜めやすい食品を把握し、意識して控えることが大切です。
砂糖たっぷりのスイーツ
ケーキやドーナツ、チョコレートなどのスイーツは、砂糖を多く含みます。血糖値が急激に上がりやすく、余った糖が脂肪として蓄積される原因になります。
血糖値の乱高下によって空腹感が強まり、食欲がコントロールしづらくなることもあります。脂肪燃焼を妨げるホルモンの分泌が増える点にも注意が必要です。
白米・白パン・ラーメンなどの精製炭水化物
精製された炭水化物は、食後の血糖値を急上昇させやすい特徴があります。また、エネルギーとして使いきれなかった糖が体脂肪に変わりやすくなります。
白米や白パンだけでなく、ラーメンの麺も同じく精製された小麦が原料です。特にラーメンは、脂質の多いスープや具材と組み合わさることで、糖質と脂質が同時に高くなる点で注意が必要です。
食後に眠気が出やすくなることで活動量が減り、代謝が落ちやすくなることもデメリットです。玄米や全粒粉パン、糖質オフ麺などへの置き換えを検討してみるとよいでしょう。
揚げ物やジャンクフード
揚げ物やスナック菓子、ファストフードは脂質が多く高カロリーです。特にトランス脂肪酸は内臓脂肪を増やすといわれており、注意が必要です。
消化に時間がかかるため、腸内環境の悪化や代謝の低下につながる可能性もあります。一時的な満足感があっても、脂肪として残りやすい傾向があります。
アルコール類
アルコールは体にとって優先的に分解されるため、脂肪の燃焼が後回しになります。その結果、筋トレをしてもなかなか脂肪が減らないという状況に陥りやすくなります。
また、お酒を飲むと食欲が増しやすく、つい食べすぎてしまうこともあります。肝臓への負担も大きく、代謝全体に悪影響が出るおそれがあります。
脂質の多い肉類
肉類はたんぱく源として優れていますが、脂質の多い部位や調理法には注意が必要です。脂肪のとりすぎは体脂肪の蓄積を招き、筋トレの効果を打ち消してしまいます。
牛バラ・豚バラは、脂身の割合が多いため、脂質が非常に高く、脂肪として蓄積されやすくなります。鶏もも肉は、 鶏皮に脂質が集中していて総脂質量が多いです。
焼肉のカルビやサムギョプサルは、調理の際に脂が落ちにくいため、脂質の摂取量が知らず知らずのうちに多くなる傾向があります。
加工肉(ハム・ソーセージなど)
加工肉は脂質や塩分が多く含まれており、むくみや体脂肪の蓄積につながりやすい食品です。保存料や添加物も多く、内臓への負担がかかる可能性もあります。
腸内環境が乱れると、体脂肪が落ちにくくなることもあります。肉類を選ぶ際は、できるだけシンプルな調理のものを選ぶようにしましょう。
次:食べたくなったときの対処法